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版権ビジネスで差別化をはかる
卸・小売業界とその裏方業者
written in 2005/5/9

 最近のパチンコ業界では、見慣れたアニメ主人公や有名人のキャラクターが登場する遊技台をよく見かけるようになった。パチンコ台やパチスロ機には、射幸性を抑制する目的により、大当たり確率には制限がかけられているため、各遊技台メーカーとも性能面では大きな差が出せないこともあり、人気キャラクターを採用してゲーム性を強調することでヒット作を生み出そうとしている。

同業界でその仕掛け人的存在として急成長しているのが、「フィールズ」という会社である。同社は遊技機メーカーとパチンコホールとの中間にある遊技機卸業者としての位置付けにあるが、その事業展開は単なる中間業者としての平凡なものではなく、ゲーム、アニメ、スポーツ、タレント業界で人気のキャラクターを利用するための版権(商品化権)を取得し、その版権を持って遊技機メーカーに商品企画を提案するユニークなものである。具体的に手掛ける最新の遊技機としては「CR新世紀エヴァンゲリオン」「CR大魔神」「CR飯島直子のカジノビスティ」などがある。

《パチンコ業界における版権ビジネスの流れ》
    パチンコ業界における版権ビジネスの流れ

本来の卸業者は、メーカーと販売店(パチンコホール)との中間で取引の仲介をするのが役割だが、“中抜き”による直接取引も可能な昨今では、それだけでは卸業者の存在が危うくなってしまう。そこでフィールズのように、新製品の企画で重要な価値を持つ人気キャラクターの商品化権を取得することで、メーカーに対しても優位な立場で新機種の独占販売権を得ることができるのだ。人気キャラクターの版権を取得することで、他社に真似のできない商品企画をする手法は、パチンコ分野に限らず様々な業界で注目されているものだが、版権を取得するための具体的な方法については、各社それぞれに独自のノウハウが隠れている。
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この記事の核となる項目
 ●欧州の人気キャラクター版権を日本に販売するエージェント会社
 ●国境を越えて流通する人気キャラクターの版権
 ●版権所有者の検索と発掘をする新サービス
 ●作家達が版権エージェントに所属しはじめる背景とは
 ●優良コンテンツに対する版権管理の仕組み
 ●商売繁盛のノウハウを知的財産化する発想と契約専門家の台頭
 ●成長するキャラクター市場(不況知らずの市場と仕掛け人達)
 ●音楽業界の大富豪を生み出す版権投資ビジネスのカラクリ


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