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SOHOが富裕層の仲間入りをするための 発想と蓄財ノウハウ |
written in 2005/1/12
会社を辞めて独立する人の多くが「お金持ちになることを夢見ている」ことは言うまでもない。もちろん“仕事のやりがい”や“生きがい”を第一の理由と挙げる人もいるが、「自分の好きな仕事をして経済的にも精神的にも豊かな生活を送ること」は、理想的な独立成功像といえるだろう。
では、経済的にいくらあれば“豊か”と言えるのだろうか。その価値観は人それぞれで、年収1千万円を目標とする人もいれば、10億円の貯金ができるまでは「自分は豊か」と認めない人もいる。豊かさの基準は自分の理想とするライフスタイルを追求していくために必要なお金の額を計算してみるとわかりやすい。
例えば、SOHOにとって1億円というお金は、イメージし難いほどの大金にも感じるが、現実の生活で考えれば意外と身近に目指すべき金額であることが見えてくる。年金制度が充実していない個人事業者(SOHO)にとって、貯金は老後を生き抜くための生命線となるが、具体的にどれ程の貯金があれば不安なく暮らしていけるのかを試算してみれば合点がいく。
個人事業者が現役として働ける平均年齢は60歳代前半までと言われている。体力的にはそれ以降も働けるだけの自信があっても、他の人に真似のできない特別な専門技術や能力を持たない限りは、老齢の個人事業者に仕事を発注してくれるクライアントは少なくなってしまうのだ。そこで60歳以降を貯金に頼って生活していくとすれば、月に25万円の生活費で90歳までの30年間を暮らせば9千万円かかることになる。そう捉えると、SOHOがリタイアするまでに「1億円を貯める」という目標は決して贅沢なことでなく、将来的にはごくごく普通の生活手段と言えるだろう。では、どうしたらSOHOとして1億円が貯められるかを考えてみよう。
(起業家のための成功法則一覧へ)
●ただ働くだけでは貯まらない1億円という貯蓄額
●職業別にみる貯蓄・負債高の状況
●富裕層における蓄財のメカニズムについて
●貧富の差が広がる世の中で正体をなかなか現さない富裕層の影
●貧乏人ほど高い買い物をすることになる金利マジックの話
JNEWS LETTER 2005.1.12
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