アパレル業界のファッショントレンドはFacebook、Instagramなどから起きるようになり、SNSの膨大な投稿内容をビッグデータ分析して、新たな流行の予兆を察知するビジネスが成長している。
ファッションの流行をビッグデータ分析するビジネス

JNEWS会員配信日 2016/10/25

2009年にロンドンで創業した「EDITED」は、ファッション情報のビッグデータ分析を専門に行っている会社だ。Facebook、Twitter、Instagram、Pinterestなどの SNSをはじめ、世界中のWebサイトに掲載されている膨大なコンテンツから、ファッションブランド、流行色、デザインなどの人気がどのように変化しているのかをリアルタイムで分析して、アパレルメーカーや小売企業などのクライアントが求めている情報にカスタマイズして提供する。


アパレル業界の流行サイクルは速いため、世の中で起き始めている“変化の兆候”を、できるだけ早く捉えることで、流行遅れの在庫を大量に抱えてしまうことを防ぎ、新たなヒット商品を生み出すことにも役立てる。

たとえば、女性用のフォーマルドレスを開発しているメーカーでは、市場に出回っている類似商品の価格、発売日、色、柄、デザイン、サイズ毎の入荷状況などを条件項目として指定すると、EDITED社のシステムが世界中で販売されている数千万点の商品から該当する服を抽出して、人気や流行が変化していく兆候をリアルタイムで捉えることができる。

消費者のファッション談義では、『○○の商品はデザインがダサい』などの投稿が見られるが、“デザインがダサい”のは、どういうことなのか、最新の流行データとの比較で、科学的に分析することは可能だ。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。正式会員の登録をすることで詳細レポートにアクセスすることができます記事一覧 / JNEWSについて

EDITED社

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JNEWS LETTER 2016.10.25
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