インテリアで住宅価値を高めるコーディネート仲介サービス
JNEWS会員配信日 2016/8/9
賃貸アパートの付加価値を高める方法として、米国では家具付きアパートとして貸し出す形態がある。不動産サイトで物件検索をしたリストには「FurnishedApartments」と明記されており、ゼロから家具を揃えるのが面倒な独身者や単身赴任者などから人気が高い。
以前は、ベッド、ソファー、テーブル、家電製品など、生活に必要な家財道具を適当に配置するだけの物件が多かったが、最近はさらに付加価値を高めるため、プロのデザイナーに依頼をして、お洒落なインテリアに仕上げるケースが増えている。古いアパートでも、部屋のインテリアを工夫すれば、不動産サイトで物件写真を公開した時の訴求力は高くなり、問い合わせ件数を増やすことができる。
こうした不動産オーナーのニーズに対して画期的なサービスを提供しているのが、スタンフォード大学出身で、インテリアデザイン事務所に勤めていた24歳の若者が立ち上げた「Homepolish(ホームポリッシュ)」というサイトだ。
このサイトでは、部屋の改装や模様替えを検討している依頼者が希望するイメージを伝えると、それを得意とするプロのインテリアデザイナーを紹介してくれる。
デザイナーから提示されたプランが気に入れば、現場に来てもらい、イメージに合う家具の選定や配置レイアウト、それに合った壁紙のマッチングなどを考えてもらうことができる。遠方の場合には、ビデオ通話によるアドバイスも可能だ。
具体的なサービス内容には、2つのプランが用意されている。一つは「シングルデイセッション」というプランで、部屋の模様替えを急ぐようなケースで、1回(3時間以内)の現場訪問でアドバイスをしてもらえる。料金は349ドルの設定。
二つ目は、「デザインパッケージ」というプランで、1時間あたりのデザイナー報酬が130ドルで 10時間以上をかけて、本格的な内装デザインを手掛けるものである。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。レポート本編では、インテリア業界の採算構造や関連ビジネスの動向を詳しく解説しています。 → 記事一覧 / JNEWSについて)
■JNEWS会員レポートの主な項目
●インテリアで住宅の価値を高めるサービス
●インテリア業界の業界構造と未開拓市場
●インテリアデザイン料の算定方法について
●素人DIYが増えるとプロの仕事も増える法則
●住宅リフォームによる副業投資の流れ
●米国で評価される日本人の片付けメソッド
●住宅の売却価値を高めるホームステージングとは
●築古住宅を再生するセルフリノベーションと家具リフォーム
●不動産バブル再燃の主役となるサラリーマン大家と金融業界
●ライフスタイルで変化するマイホームの価値観と売買スタイル
●スモールビジネスとして手がけるファッションコーディネート
●急増する空き家対策ビジネスとセカンドハウス投資との接点
■この記事の完全レポート
・JNEWS LETTER 2016.8.9
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
※JNEWS会員のPASSWORD確認はこちらへ
これは正式会員向けJNEWS LETTER(2016年8月)に掲載された記事の一部です。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料による情報提供をメインの活動としています。 JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。