若い女性をターゲットにした副業プラットフォームの開発
JNEWS会員配信日 2017/2/17
日本でも、企業が副業を解禁、容認する動きが加速することで、個人売買やフリーランスの仕事を仲介するプラットフォームへのニーズが高まることは予測できる。副業の希望者は、各世代に存在しており、副業のテーマも多岐にわたるため、市場規模は大きいが、ターゲットとするユーザーの的を絞りにくいのも事実だ。
そこで、低い年収に甘んじて、手軽な副業へのニーズが最も高いと推測できる若い女性をターゲットに絞り込むことで、サービスの特徴や個性が際立ってくる。
米国では、黒人女性がその層に該当しており、彼女達のサイドハッスルを支援する活動が盛り上がっている。
米カリフォルニア州コロラドにオフィスがある「Happy Black Woman」は、黒人女性の起業コミュニティを運営している非営利の団体で、個別のコーチングや合宿型のセミナーによって、起業のアドバイスや指導を行っている。その中でも、専業主婦が家計収入を増やす目的のサイドハッスルとして、低コストで在宅起業が可能な、以下のような仕事を推奨している。
■Happy Black Woman
http://happyblackwoman.com/
《専業主婦が手掛けやすいサイドハッスル例》
・バーチャルアシスタント
・美容ブロガー
・ファッションブロガー
・ヴィンテージアパレル、手芸品の販売
・ソーシャルメディアコンサルタント
・フリーランスのWebデザイナー
・ジュエリーデザイナー
・旅行ブロガー
・パーソナルトレーナー
・ライター
・IT分野のコンサルタント
・ウェルネスコーチ
・インテリアデザイナー
・メイクアップコンサルタント
サイドハッスルのテーマも多種多様であり、他人と違うことを実行するほうが、成功した時のリターンは大きいが、独自の事業テーマを考えられる人は多くないため、未経験者が身近な商品、知識、スキルを収益化できるプラットフォームは女性からの需要が高い。上手に口コミが広がれば、爆発的な成長をするのが、女性向けプラットフォームの特徴でもある。
「Tradesy(トレードシー)」は、自宅のクローゼットに不要な物を収益化できる個人売買型のeコマースサイトとして、2012年に7人のチームで創業した会社だが、現在は会員数が400万人を超す規模にまで急成長している。
創業当初は、結婚式で一度着ただけで眠っていることが多いウエディングドレスの売買仲介からスタートして人気に火が付き、現在は高級ブランドのバッグ、靴、アクセサリーなどを中古売買の柱としている。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です → 記事一覧 / JNEWSについて)
■この記事の完全レポート
・JNEWS LETTER 2017.2.17
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