JNEWS会員配信日 2015/3/6
女性のファッションでは、「いつも同じ服を着ている」とは思われたくないという心理がある。特に最近は、フェイスブックなどで写真を公開する機会が増えたことから、できるだけファッションのバリエーションは増やしたい。しかし、何度か着た後に、クローゼットで眠ってしまう服が増えるのも不経済だ。
そうした悩みを解決するコーディネートサービスを提供しているのが「LE TOTE(ラ・トート)」という業者。月額49ドルの定額料金でサブスクリプションをして、自分の身長、体重、年齢、ブラやスカートのサイズなどを登録すると、コーディネートされた、3種類の服と2種類のアクセサリー(計5点)がセットになったボックスが送られてくる。
これは「購入」ではなく「レンタル」されるもので、外出などで着用した後に返却するシステムになっている。ただし、返却期限は設定されておらず、新しい服が欲しくなった時に返却をして、次のボックスを取り寄せればよい。
※返却時にはクリーニングが必要。
レンタルで希望するファッションのカテゴリーは選択できるため、今週末はワインパーティに参加するのに合う服を、来週末はアウトドアのイベントに出かけるカジュアルな服、というような使い分けを、定額料金(月額49ドル)の中で楽しむことができる。
■LE TOTE https://www.letote.com/static/howitworks
LE TOTEでは、このレンタルサービスを「バーチャルクローゼット」と位置付けており、「購入はしないで、必要な時にのみ、外出先の場所やシーンに合う服を取り寄せるのが賢い」というファッション術を啓蒙している。
同社の調査によれば、現代の女性は、1980年代と比べて4倍の服を購入しているが、頻繁に着ているのは、クローゼットにある服の約15%に過ぎない。残り85%の服は、1度か2度着ただけで眠ってしまうため、潜在的なレンタル需要が大きいと見込んでいる。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です)
■この記事の完全レポート
・JNEWS LETTER 2015.3.6
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