古いモノの価値を再生する中古家具リフォームの副業モデル
JNEWS会員配信日 2016/5/7
中古住宅の流通が活発な米国では、古い家を購入した後、家主がDIYで修理や新しい設備の導入することで、不動産としての価値を高めて、購入時よりも高い価格で売却することが、当たり前のように行われている。つまり、DIYの技術を習得することと、マイホーム投資とがリンクしている。
そして、もう少しスモールサイズのDIYとして、古い家具をリフォームする副業も存在している。長年使われた家具は、一部のパーツが痛んでしまったり、デザインが古くさくなって、引っ越しの際に捨てられてしまうことも多い。
しかし、数十年前に作られた家具は、良い材料を使っているものが多く、痛んでいる部分の修理や、塗装の塗り直しをすることで、新品よりも魅力的なアンティーク家具に再生することができる。それをebayなどに出品すれば、高値で売れることもある。
家具の修理技術を習得するのは、アマチュアを対象としたスクールやワークショップが、欧米では増えている。子供から社会人、高齢者までを対象に、木工や工芸の技術を指導する地域のコミュニティスクールでは、少人数のクラスで、古い家具の復元方法を学べる各種のコースが用意されている。各コースは週1回(3時間)×1~3ヶ月のカリキュラムで、受講料は 50~300ドル程度となっている。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です→記事一覧)
■JNEWS会員レポートの主な項目
●故障した不動バイクを再生するレストアの趣味市場
●高騰するジャパニーズ・クラシックカーの価値
●民泊需要で見直される古民家と老朽マンション
●築古住宅のリノベーションと再生コスト
●中古家具リフォームの副業モデル
●修理マニュアルの作成+部品販売のビジネスモデル
●部品供給で変わる製品の寿命と資産価値
●不動産バブル再燃の主役となるサラリーマン大家と金融業界
●自動車業界から学ぶ中古ビジネスの再構築とオークション取引
●弟子入り修行からスクールビジネスへと変わる職人養成の養成市場
●DIYによるマイホーム価値の向上策とフォークロージャー投資
●消費者のDIY生活を支援する新たなエキスパート職の台頭
■この記事の完全レポート
・JNEWS LETTER 2016.5.7
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