Amazon「プライム・ワードローブ」サービス開始
2018/10/26
Amazonの日本法人、アマゾンジャパンでは、Amazonプライム会員向けの新しいサービス「プライム・ワードローブ」を2018年10月25日から開始した。
このサービスでは、「Amazon Fashion」の中で提供される数千のブランドの中から、「Prime Wardrobe」の対象マークが付いたレディース、メンズ、キッズ向けの服、シューズ、バッグ、腕時計、ジュエリー商品などを3点以上、8点まで取り寄せることができる。それらの商品は最長7日間まで自宅で試着することができ、購入を希望する商品のみ代金を決済して、残りの商品は同梱されている返送伝票(着払い)で無料返品できる仕組みになっている。
米アマゾンでは、同様のサービス「Amazon Prime Wardrobe」を2018年6月からスタートさせている。顧客が興味のある商品(たとえばシャツ)を選択すると、それと関連性が高い商品(パンツ、靴、帽子、サングラスなど)が、ブランドやスタイル別にグループ化されて表示されるようになっている。
米国では、月額課金のサブスクリプション型で、ユーザーの体型や、好きなファッションスタイルに合った服をコーディネットして、まとめて発送してくれるサービスが多数立ち上がっている。それらとAmazon Prime Wardrobeとの違いは、非対面のスタイリスト(AIの場合もある)が、服のコーディネートを担当するのではなく、ユーザー自身が好きな服を選んで取り寄せられる点にある。
日本のアマゾンでも、アパレル・ファッション用品の販売に力を入れており、2018年3月には、品川シーサイドにファッション専用の撮影スタジオを設置している。このスタジオでは、精度の高い写真やビデオをより大規模なスケールで撮影、制作することにより、顧客自身がサイト上で、商品のカラー、カッティング、サイズ、テクスチャー(質感)などを細かく確認できるようにしている。
■アマゾンプライム・ワードローブ(日本)
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