「Payme(ペイミー)」は、アルバイトなどで自分が働いた給料を、毎月の給料日を待たずに自分の口座に振り込んでもらえる決済サービス。現代版の「給料の前借りサービス」といえるもので、サービス開始から半年で約100社が導入している。
給与の即日払いを実現するモバイル決済「Payme」

2018/5/25


 働き方が多様化する中で、給与の支払い方法にも変革の波が起きている。2017年11月からサービスを開始している「Payme(ペイミー)」は、アルバイトなどで自分が働いた給料を、毎月の給料日を待たずに「即日払い」として口座に振り込まれる決済サービスを提供している。これは、現代版の「給料の前借りサービス」と言えるもので、働いている会社がPaymeに対応していれば、週末のレジャーや急なアクシデントなどで、給料日前に資金が必要な時に、スマホアプリからの簡単な操作で、当月働いた給料の70%までの金額を前借りして、自分の銀行口座へ即日振り込んでもらえる。

企業がPaymeを導入するのに初期費用や月額固定費は必要なく、従業員が前借りを請求した金額に対して、3~6%の手数料が徴収される仕組みになっている。企業にとっては、Paymeを導入することにより、アルバイト求人で「日払い対応可能」の表記をして応募数を増やしたり、入社から1ヶ月以内の離職率を低下させる効果がある。Paymeは、2017年11月のサービス開始から2015円5月までに約100社の企業が導入、利用者数は15,000人を超してきている。また、2018年4月には、日本で働く外国人従業員が利用しやすいようにPaymeの英語版サービスもリリースされている。

給与即日払いサービス「Payme(ペイミー )」

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