起業家のための成功法則
  
Top > 起業家のための成功法則
  飲食ビジネスで起業を目指す人は、まず商業用のレンタルキッチンを利用して試作品の調理を行い、屋台などでテスト販売をして、その売れ行きを確かめた後に、正式な開業をするか否かの判断をすることで、起業のリスクを軽減することができる。
JNEWS LETTER
2週間無料体験購読
配信先メールアドレス

Counter

RDF

twitter

Google

WWW を検索
JNEWS.com を検索
フードブレナーとしての開業支援と
新たな資金調達のスタイル
JNEWS会員配信日 2013/11/5

 フードトラック、ナチュラルフードの製造など、食品分野のビジネスにチャレンジする起業者のことは「Foodpreneurs(フードプレナー)」とも呼ばれている。

従来の飲食業より革新的な発想で、「安全で健康的な食品を提供すること」は、社会的にも意義があり、ビジネスとしても潜在的なマーケットが大きいことから、フードプレナーには、各方面から支援の手が差し伸べられている。

ノースカロライナ州の行政と民間の共同出資による地域団体が運営する「ブルーリッジフードベンチャーズ」は、ナチュラルフード・ビジネスの開業者向けに、本格的な食品製造の工場を、安価な条件でレンタルしている。

同施設には、商用として使えるキッチン(厨房)の他に、調理した食品を容器に充填したり、ボトリングするための設備も用意されている。また、米国の法律で定められた「cGMP」という健康食品製造のガイドラインにも準拠しているため、ナチュラル素材のサプリメントや化粧品なども生産することができる。

この施設は、誰にでも開放されているわけではなく、ビジネスプランと試作品、質問票への回答(販売方法、競合商品よりも有利な面、起業に必要なコストなど)を用意した上で、コンサルティング指導を受けて、成長性が見込めると判断された事業者のみが利用できるルールになっている。料金体系は、月間の利用時間に応じて1時間あたりの単価が決められている。

《Blue Ridge Food Venturesの利用体系》

 

 フープレナーは、資金調達の面でも支持を受けやすく、クラウド金融との相性も良い。クラウドファンディングサイトの中では、多数のフードプレナーが、新製品開発のための資金を調達している。


この記事の核となる項目

 ●移動販売を起点としたナチュラルフードの開発
 ●調味料の開発にチャレンジする起業者の動向
 ●ナチュラルフードとオーガニック食品の違いについて
 ●スモール食品メーカー立ち上げの裏方ビジネス
 ●フードプレナー向けインキュベート施設の仕組み
 ●フードプレナーの資金調達と事業の成長軌道
 ●ステップ別に考える起業資金の調達方法とベンチャー事業
 ●不況でも成長するホールフーズに習う小売業の生き残りモデル
 ●本物の日本食を世界に広めるビジネスモデルとフード 2.0
 ●メイド・イン・USAをブランド化する米国製造業の再生モデル


この記事の完全情報はこちらへ
JNEWS LETTER 2013.11.5
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。

■この記事に関連したバックナンバー
 ●固定店舗から「移動店舗」へシフトする飲食ビジネスのトレンド
 ●ネットとの連携で急成長するモービル・フードトラック市場
 ●開業コストを抑えて走行するファッショントラックの起業モデル
 ●健康と手軽さを備えたインスタント・オーガニックの新市場
 ●自宅キッチンからスタートするパートタイム起業の目指し方
(起業家の成功法則) / (トップページ) /(JNEWSについて)