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日常的な資金繰りに苦しむ会社経営者と 儲かる個人事業主との対比 |
written in 2005/11/9
独立起業希望者によく質問されるのが「個人事業として開業するのと、法人として開業するのではどちらが良いか?」という問題。近頃では1円で株式会社を設立することも可能なため、自分の会社を作って“社長”として起業の道をスタートさせることは難しくない。
個人事業と会社法人との選択を財務の専門家にすると、大方は「法人のほうが税制面で得ですよ」という返答が返ってくる。たしかに売上高が数億円ある場合には会社組織としたほうが節税の効果は大きいのだが、SOHOとしての規模で年収3千万円程度までを目標とするのであれば、税金対策として法人組織にすることはあまり考える必要はない。むしろ、デザイナーやライター、コンサルタントなど、自分の知力やセンスを売り物として「仕入れの経費」がかからない職業では個人事業のほうが何かと便利であることも多い。
逆に、近頃では安易に株式会社を設立することで資金繰りを悪化させてしまうという弊害が、起業ブームの裏側で起こっている。個人事業としてスタートしていれば成功できたものが、初めから会社組織にすることで失敗確率が高くなるのはどんな理由によるものかを検証してみよう。
(起業家のための成功法則一覧へ)
●個人事業より会社組織のほうが得、のトリック
●負担が重いオフィス環境の整備
●仕事の内容と自分の適性で考える事業の形態
●法人税を差し引いた後の純利益で考える事業の採算と会社経営
●年収1億円を超すSOHO職に学ぶ収益モデルの立て方と着眼点
●SOHOが富裕層の仲間入りをするための発想と蓄財ノウハウ
●知的収入と自由時間の有無で評価される成功SOHOの収益構造
JNEWS LETTER 2005.11.9
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