起業家のための成功法則
  
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  ビジネスにおける成功確率は「ギャンブル」から学べる部分が多い。勝ち続けることが当然のように認識されているビジネスも、現実には全戦全勝することはない。運良く9連勝しても10戦目に大負けしてしまう会社は長い目で見て生き残れない。どの時点で「勝ち逃げするべきか」という発想を持つことも大切である。
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ビジネスで大負けしないための勝敗確率と
勝ち逃げ理論について
written in 2004/9/28

 ギャンブルの世界で成功し続ける人というのは希有な存在だ。短期的には大儲けできても、長期で続けていくと必ず大やけどをして、最初の元手さえも失ってしまったという話はよく耳にする。仮に、ギャンブルにおける成功法則があるとすれば、「絶対に大損しない賭け方を習得すること」なのかもしれない。

競馬やカジノの世界において百戦錬磨の猛者たちは「勝ち逃げ」という言葉をよく好む。彼らは自らを“ギャンブラー”と認めている反面、「ギャンブルで100%確実に儲けられる方法など存在していないこと」を熟知している。彼らの投資方法は、リスクとリターンの大きさを常に天秤にかけて、最も失敗する確率が低い選択肢を導き出すという、意外と臆病な方法だ。

優れたギャンブラーには臆病さがあるからこそ、再起不能となるような大負けをすることがない。小さな“勝ち”をコツコツと重ねていく中で、やがて“大きな勝ち”に巡りあう。ここで素人はようやく運が向いてきたとばかりに、賭け金を大きくするが、猛者たちはあっさりと勝ち逃げしてしまうのが得意だ。この冷静さがないと、何十年にもわたってラスベガスに通い続けることはできない。

ではビジネスの世界において「勝ち逃げ」の経営手法は成り立つのかについて考えてみよう。ギャンブルとビジネスは似ていて否なるものだが、有望だと思われる馬(事業)に賭ける(投資する)という部分では共通している。ただし競馬では、馬券を買った後は運を天に任せるしかないが、ビジネスならば投資をした事業の舵取りを自分自身でおこなうことが可能だ。
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この記事の核となる項目
 ●経営者に必要な事業立ち上げ勝敗確率の読み方
 ●判断が難しい勝ち逃げのタイミングと方法
 ●ギャンブルの賭け率をビジネスへと応用する儲けの期待値
 ●淘汰の時代に求められる「健全な廃業」を指南する専門サービス
 ●後継者不在で廃業する繁盛店の営業権を仲介するサービス


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