|
日中ビジネスの橋渡しをする ブリッジ人材の役割と育成ビジネス |
written in 2004/4/22
ITエンジニアといえば国内でも花形職業の一つといえるだろう。システムエンジニア(SE)の平均的な年収は 35歳でおよそ650万円といわれ、優秀なエンジニアになれば年収1千万円を超えることも何ら珍しいことではない。しかしこの高い人件費の影響もあり、国内におけるシステム開発の相場はかなり高めに設定されている。ゼロからシステムを開発するためには、プログラマーやシステムエンジニアの単価×作業工数によって見積額が算定されるために、人件費が高ければ自ずとそれが完成品の価格にも反映されてしまう。
そこでシステム開発の価格を下げるためには、人件費の安い中国やインドなどに仕事を発注することが以前から注目されてきた。しかしそこには“言葉の壁”が立ちはだかっているため、円滑に作業を進めることができずに頓挫してしまった開発プロジェクトも少なくなかった。
ところがそれも数年前までの話で、現在では十分にアウトソーシング先として使える海外のシステム開発業者も増えてきている。その中で重要なキーマンとして活躍しているのが「ブリッジSE」と呼ばれるスペシャリスト達である。今後のIT業界は彼らの活躍によって大きく変貌していくことも予測されている。
(起業家のための成功法則一覧へ)
●ブリッジSEのスキルと役割について
●日中間におけるブログラム開発の工程と業務委託の流れ
●ブリッジ人材の育成と派遣に向けた商機
●人気が高い中国市場への進出支援サービスの動向と注意点
●各国の人件費格差が生み出すIT技術者の移動と新ビジネス
JNEWS LETTER 2004.4.22
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
|
|
|
|