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ニッチメディアが生み出す
オンラインジャーナリズムの特性
written in 2004/3/28

 ネット草創期(1995〜96年頃)に最も人気を集めていたwebサイトといえば、大手新聞社のサイトである。当時はまだ日本語で掲載された有意義な情報がネット上に少なかったため、新聞社サイトには大量のアクセス数が集まったものである。ところが近頃では、それら新聞社サイトへの人気が陰りを見せはじめている。

一方、実質的な“情報サイト”としての人気を集めているのが、掲示板サイトや個人が日記を綴ったブログサイトである。テレビや新聞社が流すニュースは各社共に画一的で同じ報じ方しかしていない。情報の供給量が少なかった時代には、それでも視聴者や読者は満足していたものだが、情報過多の現代では「このニュースの本当のところはどうなの?」という、マスコミとは異なる角度からの情報を求める傾向が強くなってきている。

そこで「2ちゃんねる」などの掲示板サイトにアクセスして、マスコミには流れていないニッチ情報を一般のユーザーが探るようになってきた。個人のブログサイトに関しても同じ理由で人気が集まっている。素人でもカリスマ的な有識者として評価されている人の日記で、話題のニュースに対してどんな論評が発せられるかを楽しみにアクセスするユーザーは多い。このような新しい情報メディアは、「マスメディア」とは異なる「ニッチメディア」として認知されつつある。

《マスメディアとニッチメディアの違い》
    マスメディアとニッチメディアの違い
    ※個々のサイトの影響力は小さくても、それが連携することで大手新聞社よりも大きな影響力を持つことができるようになる。
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この記事の核となる項目
 ●情報ツールが進化することで台頭するニッチメディア
 ●連携することで拡大するニッチメディアとジャーナリズム
 ●意図的な“口コミ”マーケティングと相互リンク文化の弊害


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