アマゾンの価格変動を分析するトラッキングアプリ

JNEWS会員配信日 2017/7/24

 アマゾンでは、数千万点ある商品の価格を、在庫の売れ行き、マーケットプレイスや他サイトとの価格差、ユーザーレビューの内容などにより、リアルタイムで変動させていく「ダイナミックプライス(動的価格)」を導入している。“エブリデーロープライスの”印象があるが、実際には、シーズンや曜日、時間帯によって価格を上下させることで利益の帳尻を合わせている。

そうした価格変動の具体的なロジックは開示されていないものの、アマゾンの価格分析ができるツールは各種開発されている。「Keepa」は、PC用のブラウザー(Chrome、Firefox、Opera)に拡張機能として組み込めるアマゾン向けの価格分析アプリで、日本語にも対応している。

Keepaは、アマゾンサイト全体で2億7,000万アイテム(日本の商品は3,852万アイテム)の販売価格を常時モニタリングしており、アプリを組み込んだPCユーザーがアマゾンサイトの販売ページを開くと、その商品の価格推移を示したグラフが表示されるようになる。アマゾン本体が販売する新品の商品と、マーケットプレイスの新品・中古品それぞれの価格変動と在庫数がわかる。さらに、希望の購入価格を設定しておくと、その水準にまで価格が下がった時にメールや SNSのメッセージ機能で通知してくれるため、ベストなタイミングで買い物をすることができる。


※Keepaによるアマゾン商品の価格変動チャート


価格トラッキングアプリは、アマゾンで買い物をする消費者に便利なツールであると同時に、マーケットプレイス出品者が売価を設定、修正するための指標としても活用されている。また、中小の小売業者でも、店舗とeコマースとを連動させたオムニチャネル戦略を組む際に、ライバルの動向に合わせて頻繁に価格を変更していく動的価格の導入は欠かせないものとなり、価格分析システムへの需要が高まっている。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。正式会員の登録をすることで詳細レポートにアクセスすることができます記事一覧 / JNEWSについて

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・アマゾン出品者が導入する価格自動更新ツール
・動的価格最適化ソリューションの仕組みと効果
・人工知能が商品の値付けをするアルゴコマース
・価格分析の先にあるオリジナル商品開発
・繁閑の偏りを分散する時間ベースの価格戦略
・時間帯で変動させる動的価格システム
・価格分析で進化する民泊バケーションレンタル
・成果報酬方式の動的価格設定ツール
・AIによる不動産ビジネスの将来形
・購買行動の振れ幅を探る動的価格の本質

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JNEWS LETTER 2017.7.24
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