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Web2.0のサービスモデルにみる、 連携と共有の次世代ビジネス |
written in 2006/3/23
昨年からネット業界では「Web2.0」というキーワードが流行している。ネット草創期からのコンセプトを踏襲した従来型のネット関連サービスが第一世代の「Web1.0」とするならば、次世代型の新たなコンセプトによるネットサービスは「Web2.0」という位置付だ。ブログ、RSS、ソーシャルネットワーク、ポッドキャスティングなどは その具体的な形といえるものだ。グーグルで「Web2.0」を検索すれば数多くの動きが読みとれるはずだ。
ところが「Web2.0」のサービスモデルが具体的にどんな収益をもたらすかについては、まだ暗中模索の段階にある。日本でも大ブレイクしたブログやソーシャルネットワークにしても、利用者を爆発的に増やしているものの、それ自体が魅力的な収益をもたらしているというわけではない。逆に、「Web1.0」型の従来モデルのほうが収益面では盤石な基盤を築いている。そのためIT経営者の中でも、「Web2.0」型の次世代サービスに対してどのように取り組んでいくべきかの判断に迷っている人は多い。
経営者にとって「Web2.0」という言葉自体はあまり意識する必要はないが、ネットのサービスモデルが旧型から次世代型へと変化していく傾向については把握しておくことが大切。それを理解するためには「企業」と「消費者(ユーザー)」との関係が変化している状況を捉えておく必要がある。
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JNEWS LETTER 2006.3.23
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