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会社経営者より高収入を稼ぐフリーランサーの 知的資産管理術 |
written in 2005/12/15
個人事業者と会社経営者との比較では、前者のほうが格下とみられている一般的な風潮があることは否めない。起業関連の本を読んでも、将来的に事業を大きくしていくつもりなら、会社組織として起業したほうが良いという論調が体勢を占めている。その根拠となっているのは、経費処理や節税の面において売上の規模が大きくなるほど「会社(法人)」のほうが、個人事業よりも有利になることに起因している。
ところが最近ではビジネスを取り巻く環境や手法が変化してきたことにより、「会社を作って大きくすること」だけが必ずしも成功の着地点ではなくなっている。2005/11/9
号では個人事業主と会社経営者との対比をして、「個人事業主として年収1億円を目指す起業スタイルもあり得る」という考え方を紹介したが、それが具体的にどんなケースに当てはまるのかを掘り下げてみたい。
税制の面からいえば、個人事業者として事業を拡大するよりも会社経営者として節税対策をしたほうが有利だ。信用力の面でも同様。しかし、会社組織としたことにより大きな痛手を負ってしまったという話が近頃になって増えている。その理由や背景を探ってみると、「会社組織」と「個人事業」との根本的な違いが浮き彫りになってくる。
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JNEWS LETTER 2005.12.15
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