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  Uberは利用者の需要に応じてリアルタイムで料金を変動させる「サージ・プライシング」を導入している。価格は常に同じである必要はなく、需要が少ない時間帯は安く、需要が多い時間帯は高くする発想は他のサービス業にも応用することができる。
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Uberが導入する変動制料金体系、
サージ・プライシングへの賛否両論
JNEWS会員配信日 2015/7/30

 サービス業の中でも、価格設定をリアルタイムで変動させていく試みが出てきている。ライドシェアサービスの「Uber」は、従来のタクシーよりも安価にできることから、米国で爆発的に利用者数を伸ばしているが、2014年の夏頃からは「サージプライシング」という、新たな料金システムの導入を発表したことで、物議を醸している。

この料金システムは、都市別の利用動向をリアルタイムでモニタリングして、需要(利用者)が混み合っている時間には、基本料金に割増料金の倍率(サージ乗数)が掛け合わされる仕組みになっている。その設定は、Uberのシステムが各地域の求車状況をモニタリングすることにより、秒単位で変動していく。

日本のタクシーのように、「深夜・早朝は一律2割り増し」とするのではなく、実際の混雑状況に基づいて、ピーク時の料金設定をリアルタイムで変動させているのが特徴。

Uberでは、サージ・プライシングを導入することで、ピーク時に働くドライバーの数を増やすことが目的だと説明している。ただし、地域で想定外の需要(自然災害など)が発生した時に、料金が跳ね上がってしまうのは、公共的な交通サービスとしては適さないという批判の声もあがっている。

出所:uber.com

フィリップメリル・ジャーナリズム専門大学が運営する「キャピタル・ニュースサービス」では、ワシントンDCのエリアで、曜日や時間帯別にサージ料金がどのように変動するのかを、実際にUberを利用しながら検証した。

その結果によると、繁華街があるアダムスモーガン地域では、平日の朝8時頃や、週末の深夜に、通常の1.5倍から3.5倍にまで料金が急騰する時間帯が存在している。朝の出勤時や、治安が悪くなる深夜には、Uberを使いたい人が増えるためと推測できるが、そうしたピークの時間帯は数分で収まることが多い。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です)

JNEWS会員レポートの主な項目
 ●リアルタイムビジネス化する不動産業界
 ●航空券のリアルタイム相場を動かすフライト検索サービス
 ●eコマース業界のダイナミックプライス戦略
 ●スポーツビジネスの新たな価格戦略
 ●Uberが考案したサージ・プライシングへの是非
 ●静的価格から変動相場ビジネスモデルへのシフト
 ●眠れるデータを発掘して収益化するビジネスモデルと着眼点
 ●売れ残りチケットを収益化するビッグデータ分析と入札システム
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