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米国ひとコマ漫画の
ライセンス販売にみるB-to-B戦略
事例:Cartoonbank.com
written in 2000.9.11

 絵画、イラストやグラフィックをオンラインで販売しようとする試みは以前からあるが、その大多数はオンラインビジネスとして成功しているとは言い難い状況にある。理由として、個人を対象にしていることと、著作権問題が絡むことが考えられる。

 個人ユーザーへのコンテンツ販売では、販売単価が安いために数を売らなければ商売にはならないが、コピーや転送がしやすいデジタルコンテンツは、不法に個人間での配布が広まってしまうために販売者側の利益を大きく喪失させてしまうという問題を抱えている。

 そこで、「個人への販売」という発想から抜け出して、企業へのライセンス販売を主軸においたビジネスを展開しているのが“Cartoonbank.com”である。

 新聞や雑誌にはよく世情を反映した風刺漫画が掲載されている。一見するとおよそビジネス目的には使えないと思われるコンテンツだが、同サイトでは、この風刺漫画を主として企業を対象にビジネスユースを想定してオンラインで販売している。この事例から、デジタルコンテンツの効果的な販売戦略について考えてみたい。

Cartoonbank.com(米国ニューヨーク)

●一コマ漫画をライセンス販売する仕組み
●標準的なライセンス販売の相場
●複製可能なコンテンツを企業向けにライセンス販売する戦略
●ネット上の掲載コンテンツをライセンス販売する“iCopyright”
●次世代Eコマースに不可欠なデジタル著作権マネージメント

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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2000年9月11日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
 
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