|
Written in 1999.9.1
-
SOHO人口の増加、企業における在宅勤務化の波は情報機器やインターネット回線の普及・進化により今後は更に拡大していくことが予想される。そうなれば仕事の進め方も変化するのが当然の流れであり、ネットワーク型のグループワークが注目されるようになるだろう。ここに新しい市場が生まれる。
既にインターネットを効果的に活用しているSOHOは国内にも多数存在しているが、現在の環境に満足しているわけではない。大きな仕事を請け負うのであればSOHO1人では無理で、少なくとも数名のSOHOが集まってグループワークをすることになるが、アナログ的な打ち合わせを重ねるためにお互いが地理的に近いことが条件となる。しかしこれではネットワークの特性を生かした効果的なグループワークとは言えない。
ネット上のコミュニケーションやファイル転送だけでは、離れたSOHO達が仕事をする場合には未だ不都合な点は多いようだ。
基本的な方法は、電子メールを主体として日々のコミュニケーションや仕事の進捗状況を確認する。仕事の成果となる作成されたファイルは添付ファイルによって送受信を重ねるか、大きなファイルの場合にはWebサイト上にアップして受信者側がダウンロードという流れが一般的だ。1人で一つの仕事を共同作業する場合にはこれでも何とか作業は進むが、3人以上のグループワークとなると簡単にはいかなくなる。
そこで社内サーバーの中で管理される共有データのように、常にデータの所在が明確で誰が最新の作業を進めているのかが簡単にわかる仕組みがネット上にも必要になるわけだ。ここに着目したサービスとして"MediaDepot"というサイトが提供する機能に注目しておきたい。
●グループワーク向けデータ共有サービスの詳細解説
・サイン・イン or サイン・アウト機能
・ファイル・パーミッション機能
・ファイル・ヒストリー機能
・アップロードとダウンロードの仕組み
●データ共有サービスの採算性について
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199909/19990901_1.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
|