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導入が進むモバイルブランチ(移動店舗)の 動向と採算性
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written in 2003/10/18
ここ数年で各種の宅配サービスが登場して、消費者はわざわざ店にまで出掛けなくても便利なサービスを受けられるようになってきているが、その次の新しい新サービスとして人気が高まっているのがトラックやバスを改造した「移動店舗」を活用したものである。これは「モバイルブランチ(移動型店舗)」とも呼ばれて、近頃では食品販売の他に、美容室や病院、銀行までもがモバイルブランチによる出張サービスをスタートさせている。客の流れのあるところにどこまでも出掛けていける機動性と、サービスの目新しさもあって、その人気は上々のようだ。
ただしこれから独立しようとする人の中には、「移動販売車なら実店舗を持つより少額の資金で開業できそうだ」と安易に考える人も少なくない。ところが実際には、本格的な移動車両を持てば、貸店舗で店を作るより多額の資金がかかり、その資金を短期間で回収しなくてはいけない難しさがある。反面、移動販売車を上手に活用すれば、実店舗よりも効率の良い商売をすることが可能。移動車両を使ったビジネスの利点は、実店舗のように顧客が来店してくれるのを待つことなく、自らが人の流れの多い場所に時間単位で“出店”できる点にある。
●モバイルブランチ型の移動サービスの動向
●金融機関で導入される移動店舗のメリット
●移動型の本格的医療サービス
●運転免許更新手続き用のモービル・オフィス
●ペットの移動グルーミングサービス
●モバイルブランチの採算性と課題
●これから移動店舗サービス展開が考えられる分野例
●モバイルブランチ例:移動美容室の開業資金と採算
●移動店舗の製作・改造ビジネスへの着目
●店主よりもチェーン本部が儲かる移動販売車(屋台)のカラクリ
JNEWS LETTER 2003.10.18
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