|
商品回転率を高めて 売り足の早いショップ経営をする工夫
|
written in 2004/2/21
近頃の繁盛している店には「売り足が早い」という共通した特徴がみえる。定期的に繁盛店を巡回してみると、数週間前に陳列されていた在庫は一掃されて、新しい商品へと入れ替わっていることに気付く。逆に何度行っても、同じ商品が並んでいる店には、消費者が来店する頻度も減っていくため、さらに売れ足(商品が売れて回転する速度)は鈍くなってしまう。
店内在庫が循環していくペースを判断する指標として「商品回転率」があるが、各店舗ではできるだけ回転率を高める努力をしている。これは実店舗のみならずオンラインショップの経営にも共通した重要な項目で、売上を伸ばすほどに商品が高回転していく仕組みを作り上げなくてはならない。
商売の規模がまだ小さなうちは商品回転率を意識することは少ないが、年間売上が1億円を超えたあたりになると、回転率の違いが仕入れの資金繰りにも大きく影響してくるようになる。例えば、年間売上が1億2千万円あるショップの商品回転率が6回なら一度の仕入れに2千万円の資金が必要。ところが回転率を12回へと引き上げることによって一度の仕入資金は1千万円で済むことになるわけだ。
急速に売上を伸ばしているオンラインショップでは、次第に仕入の規模が大きくなり、手持ちの資金(現金)が枯渇してしまうために、銀行からの借り入れで仕入資金を賄っているケースもあるが、これは商品回転率を高めることによって回避することも不可能ではない。(起業ノウハウの一覧)
●商品回転率の算出式についての解説
●商品回転率が高いことの利点
●妥当な商品回転率を見つけるための業界指標の調べ方
●小さなショップが商品回転率を高めるための工夫
●商材毎、季節毎に異なる適正在庫量の捉え方
●在庫が“死に筋”となるまでに売りさばく工夫
●小売業における適正在庫(仕入)量の考え方と算出方法
JNEWS LETTER 2004.2.21
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
|
これは正式会員向けJNEWS LETTER 2004年2月21日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
|
|
|