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単身者世帯の増加傾向が導く 新しい消費構造の特徴と着目点
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日本の個人消費構造を変化させる大きな要因として晩婚化や非婚化など、いわゆる「結婚しない層」の急増が問題となっている。また同様のペースで離婚率も増加傾向にある。これによって個人消費者のライフスタイルや価値観は少しずつ変わり、具体的な消費行動にも“変化”が反映されつつあるようだ。
長い歴史の中では、社会構造と家族形態には密接な関わりがあることが確認されているが、終身雇用制が崩壊する中では“終身結婚制”に対する概念も変化していくことが予測されている。それに伴い、単身世帯の増加などにより新たなマーケットも生まれることになるが、この市場を狙った新ビジネスを提起する上では、具体的にどんなポイントに着目しておくべきなのかを考えてみたい。
国内人口における未婚者率の変化
1975年 1980年 1985年 1990年 1995年
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・20〜24歳………男:88.0%→ 91.5%→ 92.1%→ 92.2%→ 92.6%
女:69.2%→ 77.7%→ 81.4%→ 85.0%→ 86.4%
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・25〜29歳………男:48.3%→ 55.1%→ 60.4%→ 64.4%→ 66.9%
女:20.9%→ 24.0%→ 30.6%→ 40.2%→ 48.0%
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・30〜34歳………男:14.3%→ 21.5%→ 28.1%→ 32.6%→ 37.3%
女: 7.7%→ 9.1%→ 10.4%→ 13.9%→ 19.7%
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・35〜39歳………男: 6.1%→ 8.5%→ 14.2%→ 19.0%→ 22.6%
女: 5.3%→ 5.5%→ 6.6%→ 7.5%→ 10.0%
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・40〜44歳………男: 3.7%→ 4.7%→ 7.4%→ 11.7%→ 16.4%
女: 5.0%→ 4.4%→ 4.9%→ 5.8%→ 6.7%
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・45〜49歳………男: 2.5%→ 3.1%→ 4.7%→ 6.7%→ 11.2%
女: 4.9%→ 4.4%→ 4.3%→ 4.6%→ 5.6%
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※国勢調査結果より作成
●国内における離婚件数の推移
●離婚件数急増により浮上する離婚手続きサポートビジネス
●単身世帯の消費構造と、単身者向け市場のビジネスチャンス
・34歳までの単身世帯における月間支出の内訳
・消費支出全体に占めるレジャー関連費用の比率
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年10月1日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
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