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オンライン化に適している 印刷業界のネット戦略と着目点
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会社では日常の業務の中でざまざまな印刷物を作成する。通常は決まった印刷業者が出入りしており、製品パンフ、冊子、名刺、年賀状などの印刷を請け負っている。印刷を依頼する担当者にしても、足繁く通ってくれる業者と親しくなるので、よく顔をあわせる印刷業者に気軽に発注してしまうという慣れに流されてしまいがちだ。
実際、印刷物作成に関しては、その過程においてさまざまなトラブルが発生しがちであるため、つきあいの長いところに発注したほうが、担当者にとって心理的に余計な負担がかからずにすむ。納期や修正作業等、多少の無理をきいてくれたり、指定の場所に指定時間に納品してくれたりと都合を合わせてくれるためありがたい存在だ。
最近のビジネス現場では、依頼者側がワープロソフトなどで原稿を作成、そのデータを印刷業者にわたす形で発注をかけることが多くなってきたが、これはオンライン上での印刷受発注を可能にすることを意味する。その動きは96年頃から予測されてきたことだが、いくつかの問題によって普及が遅れていた。
文書データの受け取り方法さえ工夫すれば、印刷業者が遠隔の顧客から仕事を受注することは決して不可能ではない。その前哨戦として“名刺”に特化したオンライン上の印刷サービスは広く浸透している。しかし本格的な印刷物のオンライン受注に対応できる業者というのは国内ではまだ少ないのが現状だ。
《記事の核となる項目》
●印刷データ作成環境の違いが解決されることで生まれる市場
●“印刷”オンラインショップの可能性と具体事例(国内)
●需要が多い、企業顧客向けの普及ソフトのデータ印刷
●オンラインによるデータ受け渡しの方法について
●受注を増やすための明瞭な料金体系と納期表示
●オンライン印刷による差別化の着目点
・従来の印刷物が高くなる理由について
●新聞折り込みチラシをテーマにしたB-to-Bビジネスの仕組み
<この記事の完全情報>
JNEWS LETTER 2001.12.25
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