|
国内インターネットビジネス事例
Written in 1999.4.2
2002年には54億ドルに達すると言われるデジタルカメラ市場は1999年から200万画素オーバーの時代に突入し、1年前なら100万円以上していた200万画素のデジカメも、現在では7万円台で購入することが可能になっている。
デジカメのメリットは撮影したその場で画像の確認ができて、デジタルデータとして保管できる部分。しかし従来の一般カメラ(銀塩カメラ)と同様に気に入った写真はプリントして飾っておきたいという需要が大きいのも事実。最近のデジカメの高画質化は銀塩カメラの市場を確実に浸食している。
ここに着目すると従来のDPE(写真の現像・焼き付け・引き伸ばし)サービスに該当するデジタル写真の出力・プリントサービスが有望であることがわかる。そのためDPEチェーンでも既に新サービスを実施しているが、今のところ画期的な新事業にまでは成長していない。これはサービスのコンセプトが従来型DPEの延長線上にあるため、デジタル画像の特性を上手に生かし切れていないことにも理由がありそうだ。デジカメユーザーはパソコンやインターネットユーザーと重なる部分が多い。これは当然とも言える性質だが、実はここにデジタル写真出力・プリント事業の攻略法が隠れているのかもしれない。
●デジタルカメラのオンラインDPEサイト「デジプリ」の戦略分析
・デジプリの仕組み解説
・価格設定について
・販促戦略について
・競合への差別化対策
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199904/19990402_1.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
|