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ビデオストリーミングで行うオンライン結婚式の新常識

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JNEWS会員配信日 2020/5/20

 新しい生活様式では、グループや集団ができるイベントや会合は、すべて自粛の対象となり、ビジネスの会議、スポーツイベント、コンサート、結婚式や葬儀などもビデオライブ配信で行われるケースが増えてくるだろう。その変化に対して衰退していく事業者が大量に出る一方で、新ビジネスも登場してきている。

コロラド州デンバーを拠点に、2017年に創業した「Wedfuly」は、ビデオ会議システムのZOOMを活用したオンライン結婚式の運営会社で、カップルが親族や友人をオンライ上に招待してバーチャル結婚式を挙げることができる。ZOOMのシステム自体は、無料で利用することもできるが、ビデオ配信中に起こりやすい技術的なトラブルを回避して、円滑に結婚式が行えるように、式のプランニングから進行までを遠隔でサポートするのが同社の役割である。

Wedfuly

オンライン結婚式の具体的な段取りは、式の2週間ほど前からカップルとWedfulyの担当者が事前にZOOMで打ち合わせをしながら、招待客のリストや当日のイベントメニューを作成する。メールやSNSメッセンジャーなどで通知を受けた招待者は、指定の日時にログインをすると、ビデオ画面上の結婚式に参加することができる。

Wedfulyの担当者は、カップルとは異なる場所でオンライン待機しているが、カメラとマイクが正しく設定されているのかをチェックして、カップルや司会者の画面上にポットライトを当てたり、結婚の宣誓を行う時には参加者に音声のミュートを促すなど、円滑な式の進行をサポートする。

このサービスは、全世界に住む結婚カップルに対応しており、基本料金は800ドルの設定。さらにオプションサービスとして、サプライズビデオの制作(500ドル)、ビデオ機材のレンタル(350ドル)、結婚式の会場にカメラマンを派遣すること(400ドル)、オンラインでバンド演奏を付けること(200ドル)などにも対応している。

■オンライン結婚式の紹介映像

もともと、Wedfulyが手掛けるオンラインウエディングは、地理的な条件で会場まで行くことができない親族や友人でも、オンラインで式に参列できるように考案されたものだが、パンデミック後は「結婚式の新形態」として注目されるようになっている。結婚式にかかる費用を大幅に抑えつつ、ライブストリーミングの技術的には、最大1000組(1000台のデバイス)までの参加者を招待できることも、オンライン結婚式の利点になっている。

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