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ペットの運動量と健康状態を管理する
スマートデバイス市場
JNEWS会員配信日 2015/6/6
事例:Voyce

 犬も屋内で飼われる割合が6割を超すようになり、運動量が減少したり、老犬は散歩に出たがらないなど、飼育のスタイルも変化してきている。

そこで、ペット向けのフィットネスサービスが新市場として浮上してきており、一日の運動量や健康状態をデータとして把握できる、各種のデバイスを開発することが、ITベンチャーの事業テーマとしても掲げられている。

「Voyce」は、犬の首輪型になったウェアラブルデバイスで、毎日の運動量、心拍数、休養時間などのデータを、WiFiでクラウド上のサーバーに送信することができ、スマホやタブレット用のアプリで愛犬の健康状態を管理することができる。
体調に異変があれば、かかりつけの獣医にデータを見せることで、原因の特定がしやすくなる

デバイスの外観は、犬の動作に耐えられるように、軽量で防水仕様になっており、バッテリーの充電は週に1回のペースで良い。価格は、デバイスを単体で売るのではなく、データを蓄積、分析するクラウドサーバーの利用料もセットになった会費制になっており、月額 9.5ドルと年額95ドルのプランが用意されている。

■Voyce
  http://mydogsvoyce.com/
■Voyceの紹介映像
  https://youtu.be/Urv1VMWDX5A

もう一つ、共働きなどで、日中は留守がちになる家庭向けに開発されたのが、「Petcube」という立方体型の監視モニターで、従来のカメラとは違ったインタラクティブ機能が付いている。外出中の飼い主が、スマートフォンからペットの様子をカメラで見ながら、話しかけることができる。また、モニターからレーザー光線を発射して、鬼ごっこのようにペットを追いかけさせる遊びができたり、友人とも映像を共有できる機能もある。価格は 199ドルで、アップルウォッチに対応したアプリが用意されている。

■Petcube
  https://petcube.com/
■Petcubeの紹介映像
  https://youtu.be/B6A5AnPFrMw

ペット飼育の中でも、スマートデバイスが活用されるのは必然的な流れであり、飼い主とペットとの関係を、より親密にしたり、健康管理をデジタル化することで、さらに長生きする飼い方ができるようになる。

ペット関連デバイスを開発する新興企業に対しては、ベンチャーキャピタルが投資をしている他に、ペットフードの大手メーカーなども、傘下に収めようとする動きが出てきており、事業を軌道に乗せた後の出口戦略は組みやすい。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です)

JNEWS会員レポートの主な項目
 ●飼い主の死後に備えたペットの相続問題
 ●ペットにとって終の棲家となる施設開発
 ●ペットの安全と健康を管理するスマートデバイス
 ●ペットシッターとして個人開業するための方法
 ●急成長するペットシッター・マッチングサイト
 ●多分野に広がるIoTデバイス開発の発想アイデアと潜在市場
 ●血統書付きブランド犬の流通構造と不良在庫処分の実態
 ●ペット起業希望者を巧みに操るオンラインペット販売のカラクリ

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