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割引カードのデジタル化による
クリック&モルタル戦略
事例:Welcome Real-time 他
written in 2001.2.20

 実店舗へ顧客を誘導して固定客化させるための有効な戦略としては、クーポンやポイントカードの発行があることは既に広く知られている。しかし、ただ発行すれば期待する成果が得られるわけではなくなってきていることも事実だ。多くのショップが同様の戦略をとっているため、消費者側は個々の店が発行するポイントや会員カードに煩わしさを感じている傾向は否めない。

 ポイントカードの利用者にとって、割引を中心とした特典を得られることは嬉しいけれど、様々な店から無料発行される似たようなカードを多数、財布の中にに入れて持ち歩くことにはうんざりしている。店頭でカードを提示し忘れたり、該当するカードが見つからず結局なしで会計を済ませてしまったりということも身に覚えがあることだろう。

 財布の中のカード収納スペース争いは日々厳しさを増している。定番となるキャッシュカードとクレジットカードの他に、ビデオレンタルカード、カード化された診察券、そして運転免許証、まもなく保険証がカード化される計画もある。それら加えて、各ショップのポイントカードを財布に入れられる枚数には低い限界があることがわかるはずだ。

 そこで、せめて複数のショップで発行されるカードを一つに統合できないか、という消費者側のニーズが拡大している。じつはこの「ポイントカードの統合」は消費者側にメリットを与えるだけでなく、実店舗側にとっても新しいマーケ
ティング手法を展開できる可能性も高く、新しい仕組みのポイントカードを取り巻く市場にもビジネスチャンスが生まれている。

●ポイントカードのデジタル化によるメリット
●ポイントカードのデータ活用による新たなオンライン顧客サービス
●効果的なクリック&モルタル戦略による実店舗経営
●クーポン発行による(ネット→実店舗)への顧客誘導のヒント
●オンラインショップがリピート率を高めるためのポイント戦略

<この記事の完全情報>
JNEWS LETTER 2001.2.20
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年2月20日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
 
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