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富裕層向けパーソナルショッパーとライブコマース

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JNEWS会員配信日 2022/5/19

 現代では様々な商品がネットで購入できるようになったが、さらに特別な買い物スタイルとして、専門知識や業界人脈のある担当者に商品探しを任せることで、希少なアイテムを入手することが「パーソナルソーシング」として、海外でも注目されはじめている。

海外では、百貨店外商のような制度とは異なるが、パーソナルショッパーとしての仕事が、フリーの専門職として成り立つようになっている。パーソナルショッパーは、特定の商品分野についての専門知識を持ち、クライアントが求める商品を探したり、比較検討のアドバイスをするものだ。

もともとは、デパートの委託社員として来店客の対応をして、販売した商品売上からマージンを受け取っていたが、最近はネットで世界中から商品を探すことが可能になったため、特定の店舗には所属せずにフリーで活動することも可能になってきている。

ファッション分野では、パーソナルスタイリストと近い仕事になり、クライアントの年齢や体型、職業などに合った服をコーディネートした買い物代行をすることで、時間あたり50~150ドルの料金を設定している。さらに最近では、ブランドコレクターの中でも、各ブランドに詳しいパーソナルショッパーに希少アイテムの買い付けを依頼するケースが増えている。特に、英国ロンドンは最新ファッションの発信源であり、有名ブランドの直営店舗も多数あることから、世界からパーソナルショッパーへの買い付け依頼がある。

英国で運営される「Sourcewhere」は、パーソナルソーシングを実行する会社で、個人コレクターが探している商品をリクエストすると、社内で形成されているパーソナルショッパーのチームが、該当の商品を探し出して、最も好条件で購入できるものを提示する。同社は、買い付け代行ができる商品を約60のブランドに集約することで、新品・中古を扱う実店舗、eコマースサイトの他に、売却可能なコレクター人脈もデータベース化しており、巷では完売して入手困難なアイテムを見つけ出すノウハウを蓄積している。

Sourcewhere

《パーソナルソーシングの事業モデル》


 パーソナルショッパーが買い物代行する方法にもテクノロジーの進化があり、最近ではショッパーが現地の店舗を訪れた映像をライブ配信して商品を紹介しながら、視聴者がリアルタイムで注文をするライブショッピングの形態が普及しはじめている。

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