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  現代人の悩みは、仕事、子育て、夫婦関係など多様化していることから、各分野でのコーチング職が成り立つようになっている。コーチングは悩みを一方的に解決するのではなく、依頼者と同じ視点でゴールまでの伴走をするのが特徴で、様々なコーチング法が開発されている。
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個人開業するコーチングビジネスの
テーマ発掘と事業展開モデル
JNEWS会員配信日 2014/3/30

 ビジネス以外でも、個人的な不安を解消したり、目標を達成するためのコーチに対するニーズが増えている。それは「ライフコーチ」という領域で、欧米では、様々なコーチが職業として成り立つようになってきている。

ライフコーチは、家計、子育て、夫婦関係など、生活分野の全般をサポートするのが仕事だが、現代人の悩みは複雑になっていることから、コーチの職務も細分化してきている。

「ペアレンティングコーチ」は、依頼者の子育てに伴走するのが役割で、どのようにしたらオムツが早くとれるのか、子どもが一人で寝ることができない、などの相談を受けることや、子育て中のストレスやフラストレーションが解消されるサポートをする。コーチングの方法は、電話やメールによるマンツーマンによる対応の他、ワークショップによるグループセッションを有料で行う形態がある。

「The Parenting Coach」は、4人の子どもを育てた女性が起業したサイトで、子育て中の母親に対してマンツーマンでのコーチング(6〜10週間)を 400〜800ドルで行っている。個人向けのコーチングでは、1ヶ月あたり 200ドル前後が、料金の平均的な相場だ。

最近のトレンドとして、10代の子どもに対してもコーチングが行われるようになってきている。学校生活や友達との関係に馴染めない、もっと成績を上げたいなど、悩みを抱えている子どもは多いが、その対策として、学校や公的団体がコーチングの費用を助成する形で、子ども達の精神的なケアをする動きがみられる。

「カウンセリング」と「コーチング」との違いは、カンセリングが相談者の悩み事を聞き、精神的に癒しながら問題解決の糸口を探すのに対して、コーチングは前向きな目標設定をして、個人の潜在的な実力を引き出すための伴走をすることにある。「いじめ」の問題についても、子どもの自己肯定感を引き出せる目標を見つけて、友達とのコミュニケーションが円滑に進むようにサポートをする。


この記事の核となる項目

 ●ビジネスコーチングの開業モデル
 ●個人の悩みを解消するライフコーチング
 ●ファイナンシャルコーチの個人開業モデル
 ●ストレスと悩みの種類からみたコーチング市場
 ●コーチング・プラットフォームの開発商機
 ●ブラック企業から脱する社員満足度の高め方と新ボーナス制度
 ●メンターとしての若手育成と有能シニアのスキルシェアモデル
 ●魅力的な個性を商品化するビデオティーチャーの収益モデル


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