実店舗への集客をするローカルビジネスの中でも、ユーザーレビューの影響力が高まってる。消費者の90%はインターネットでローカル店舗の情報収集をしており、ネット検索に加えてオンラインレビューを熟読する (JNEWSについてトップページ
ローカルビジネスで重視されるグーグルレビュー対策

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JNEWS会員配信日 2020/1/17

 消費者レビューの重要性は、実店舗への集客をするローカルビジネスにも当てはまる。ローカルマーケティングのツール開発を行う「BrightLocal」が2019年末に発表したレポート「Local Consumer Review Survey 2019」によると、消費者の90%はインターネットでローカル店舗の情報収集をしており、ネット検索に加えてオンラインレビューを熟読している。

その傾向は18~54歳までの広い層にみられ、行動の決断をするまで、平均で13分45秒の時間をかけてレビューを読んでいる。興味深いには、若い消費者ほど長時間かけてレビューを読む習性があることで、ローカル店舗のレビュー閲覧に20分以上をかけている18~34歳の消費者が30%以上存在している。

その中でも、2週間以内に投稿された新しいレビューは特に注目されている。一方で、3ヶ月以上前のレビューは、84%の消費者が「価値が低い」と考えている。
そのため、気になるローカル店舗のレビュー(評判)は、少なくとも2週間に1回のペースでチェックする行動パターンがあり、その上で、信頼できる店舗を選定して、来店のアクションを起こしている。

《年齢別にみたローカルレビューの閲覧時間》

《ローカルレビューをチェックする分野(上位)》

 飲食店やホテルを利用する際に、レビューをチェックする消費者は多いが、その傾向は他のローカルビジネスにも波及してきている。歯医者、自動車整備工場、フィットネスクラブ、スーパーマーケット、保育園、習い事の教室などを利用する際にも、ネットで情報収集する消費者は少なくない。

そこで、地域の口コミ対策として重要視されるのが、グーグルが2010年からローカル業者向けに提供している「Googleマイビジネス」である。ローカルレビューの分析を専門とする「ReviewTrackers」の調査でも、消費者がローカル店舗の情報源として最も活用しているは、Googleマイビジネスのレビュー機能であることが言及されている。

《ローカルレビューの利用シェア率(米国)》

グーグル・サーチエンジンのアルゴリズムでは、ローカルなキーワードが検索された時に、ユーザーの位置情報から近い店舗を、Googleマイビジネスと連携して表示させるため、世界最大のローカル情報源として機能しはじめている。

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