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  男女の出会いサイトの中でも、条件を絞り込んで、安全で健全な仲介を行うサービスが伸びている。ソーシャルメディア上でも個人のプロフィールが公開されるようになり、マッチングの手法も様々なアイデアが考案されている。
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出会いサイトの健全なマッチングモデルと
ソーシャルスコア
JNEWS会員配信日 2013/6/6

 恋愛や婚活を目的とした男女のマッチングにも新たな動きが浮上している。いきなり、知らない者同士が出会うことには、不安やリスクがあることから、安全かつ健全な出会いのを仲介サービスへと進化してきている。

Date my school」は、同じ出身大学の男女をマッチアップするサイトで、コロンビア大学の卒業生によって立ち上げられた。出身大学が同じ相手のみがマッチングの対象となるため、初対面でもトラブルが起こるリスクは少ないし、同じ教育レベルならば、話も合いやすい。同サイトは、卒業生だけでなく、在校生の間でも出会いのツールとして利用されている。

入会時に、出身大学を偽っていないか確認する方法として、在校生の場合には、大学から発行されている、スクールドメインの電子メールアドレス宛に、認証の通知を送信する。大学のメールアドレスが無い卒業生の場合には、フェイスブックやリンクドインのアカウントから、出身校をチェックする仕組みになっている。利用体系は、在校生は無料だが、卒業生は有料。



また、安全な出会いの仲介方法として、男女を1対1で結びつけるのではなく、グループ同士でマッチングすることも流行ってきている。「DuoDater」は、独身の男性と女性が、それぞれが2人組(デュオ)で登録してもらい、2対2のマッチングを行っている。デュオとなる同性のパートナーは最大で6人まで作ることができるため、6パターンのマッチングにより、異性2人組との出会いが期待できる。



 人と人との出会いは、リアルな対面ならば、直感や第一印象で決まることが多い。それに対して、オンラインからの出会いは、写真や経歴などから客観的な判断がしやすく、両方の良い面を複合したマッチングサービスがあれば理想だ。

最近になって、マッチングサービスが多様化してきたのは、ソーシャルメディアとのリンクにより、その人のプロフィールや人間関係を詳しく把握できるようになってきたことが大きい。さらに、それを点数化して、マッチングの精度を高めようとするのが「ソーシャルスコア」の発想である。


この記事の核となる項目
 ●気の合う者同士を隣り合わせるソーシャルシートの仕組み
 ●単身旅行者に向けた座席共有プラットフォーム
 ●仲間との出会いを目的としたソーシャルスポーツ
 ●ソーシャルスポーツクラブの運営モデル
 ●食事会を通した出会いの仲介サービス
 ●男女のマッチングサービスが進化していく形
 ●人間関係を点数化するソーシャルスコアの仕組み
 ●ソーシャルスコアを活用した企業マーケティング
 ●経験に裏付けされたユダヤ系ビジネスマンの知恵と人脈形成術
 ●異分野の知的スペシャリストが成功しやすい出会いの仲介業


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