「FREENANCE(フリーナンス)」は、フリーランス向けのファクタリング口座として 、取引先への請求額を即日現金化できるサービス。この口座には取引先とのトラブルや事故に備えた専用保険も無料で付帯する(JNEWSについてトップページ
フリーランス向け振込専用ファクタリング口座の活用方法

JNEWS
JNEWS会員配信日 2019/7/17

 デザイナー、ライター、カメラマン、プログラマーなどのフリーランスにとっても、ファクタリング口座が役立つケースがある。ファクタリングとは、売掛債権を取引先からの入金前に売却して現金化できるサービスのこと。企業相手の取引では、個人事業者の立場は信用力が低いが、事前審査を通過したファクタリング口座を開設することで、逆に信用力を高める仕組みが開発されてきている。

GMOインターネット(9449)の子会社が運営する「FREENANCE(フリーナンス)」はフリーランス(個人事業者)に特化した振込専用口座を提供して、その中に、仕事中の作業、納品物の欠陥による事故への補償、情報漏洩や著作権侵害などで第三者からの損害賠償を受けた時に適用される、フリーランス専用保険が無料で付帯している。

口座開設の会員登録時には、反社データベースに照会する方式の身元チェックも行われるため、クライアントにとっては、フリーナンス口座の取得者は、通常の個人事業主よりも信用力が高い、という判断材料になる。

さらに、フリーナンス口座には、請求書買取りサービスがセットされているのが特徴である。事業主は、マイ口座の管理画面から取引先の請求書を登録しておき、外注先への支払いなどで、入金期日よりも先に資金が必要になった時には、請求書の買取り申請(上限300万円まで)を出すことができる。フリーナンス側では、取引先と請求内容の審査を行なった後、口座への即日入金をする。個人事業主は各取引先に送付する請求書の入金先を、すべてフリーナンス口座に指定しておけば、その一部を買取り申請しても、取引先に知られることはない。

請求書買取りの手数料率は、初回は10%前後からスタートするが、マイ口座への請求書登録件数が増えるほど、与信スコアは高くなり、最良の条件で3%にまで下がる仕組みになっている。フリーナンスでは、今のところ口座の管理費や付帯保険は無料として、請求書買取りの手数料を主な収益源としている。

ファクタリングの利用には手数料が発生するため、すべてのフリーランスに必要なわけではないが、取引先の支払いサイトが長く、外注先にかかった支払いを先に済ませたい場合などには、請求書(売掛債権)を即日現金化できる仕組みとして有効になる。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。正式会員の登録をすることで詳細レポートにアクセスすることができます記事一覧 / JNEWSについて

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JNEWS LETTER 2019.7.17
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