eコマース商材の中でも「家具」は無在庫ドロップシップ型の通販サイトを立ち上げやすく、商品の配送もメーカーや卸業者が担当するため、サイトオーナー1人または数名での運営が可能(JNEWSについてトップページ
無在庫による家具販売サイトの立ち上げと育て方

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JNEWS会員配信日 2018/10/16

 日本でも、副業者がドロップシップ型のECサイトとしてYahoo!ショッピングや楽天に出店している例はあり、特に家具販売サイトの中に多くみられる。「家具」はもともと、メーカーや卸業者から注文者への直接配送が普及している業界で、無在庫でのeコマースサイトが運営しやすい環境にあるためだ。

手っ取り早くドロップシップ型の家具販売サイトを運営したければ、ドロップシッピング型の家具卸売サイト「通販ラボ」のようなサービスを使う方法がある。
この卸売サイトでは、160種類以上の家具商材を提供しており、会員登録をしたネット販売者は無在庫で家具のネットショップを立ち上げることができる。ネット上の販路は、独自ドメインサイトの他、楽天、Yahoo!ショッピングへの出店、オークションへの出品は認められているが、アマゾンの利用は禁止されている。商品の卸売価格は決められているが、小売価格は各販売者が自由に設定することが可能で、3~4割の利幅を乗せて販売するのが一般的である。

ただし卸売サイトの商材は、同時に複数のネットショップが販売することになるため、商品の独自性を出すことが難しい。そこで、本格的に無在庫の家具サイトを育てていくには、全国で開催される家具の業者向け展示会に足を運び、顧客への直接配送が可能なメーカーを取引先として開拓することが行われている。

ドロップシップ型のECサイトは運営が軌道に乗り始めると、サイトオーナーは週に数時間の仕事量でも毎月の収入が得られるようになるのが利点だが、サイトをそのまま放置していれば、売上は次第に下降していく。そのため新たな取引先の開拓、新商品の追加、広告マーケティングの展開などを次々と実行していくことが、サイトオーナーの役割になる。

サイトの売上が順調に伸びて経営が軌道に乗ると、無在庫型の家具販売サイトは「Tranbi」「サイトキャッチャー」「サイトストック」などのスモールM&A仲介サイトを通して売却することも可能になってくる。もともと効率的な運営がされている無在庫ECサイトは、オーナーが代わっても収入を継続的に維持しやすく、買い手がつきやすいためである。

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JNEWS LETTER 2018.10.16
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