「ChargeSPOT」は、外出中にスマートフォンのバッテリーが切れてしまった時に、充電用バッテリーをレンタルできるサービス。香港では500箇所以上に普及しているサービスが日本にも上陸(JNEWSについて
外出中の充電切れを解消するバッテリーシェアング

JNEWS
2019/1/22

 外出中にスマートフォンのバッテリーが切れてしまうのはよくあることだが、株式会社INFORICH(東京都渋谷区)では、そうしたモバイルユーザーに向けたバッテリーのレンタルサービス「ChargeSPOT」を展開している。

ChargeSPOTの使い方は、専用のアプリをダウンロードしてアカウント登録した後、地図上でバッテリースタンドのある場所を検索し、その場所に行き、充電ステーションの画面上に表示されているQRコードを読み取る。すると、充電ステーションに差し込まれたバッテリー(5,000mAh)を取り出すことができ、付属のアダプター(ライトニングケーブル、マイクロUSB、タイプC)で自分のスマートフォンを充電することができる。

使用後のバッテリーは、その場所の充電ステーションに返却しても良いし、移動しながら充電をした後、違う場所のステーションを探して返却することもできる。バッテリーのレンタル料金は、返却までの時間によって課金される仕組みで、1時間以内の返却で150円、48時間以内の返却で300円(税抜)。48時間を経過した場合には、レンタル料金が一律2,280円となり、そのバッテリーは返却不要となるシステムだ。料金の決済手段は、クレジットカードと、ドコモ払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いなど、各キャリア決済にも対応していく予定。


ChargeSPOTは、香港で500箇所以上に充電ステーションの普及が進んでいるサービスで、日本では2018年4月からサービスを開始。東京都内の駅構内、空港、コンビニ、公共施設などを中心に充電ステーションの拠点を増やしていく計画。サービス開始当初は、バッテリーのレンタル時に保証代金として1,980円(税込2,139円)をデポジットを払う必要があったが、2019年1月からは、このデポジット制を廃止することで、サービスの利便性を高めている。

モバイルバッテリーシェアングサービス「ChargeSPOT」


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