習い事のチケット販売プラットフォーム「趣味なび」
2018/5/11
「趣味なび」は、通常の教室レッスンの他、ワンタイムレッスンや数回で完結するワークショップなどでの習い事（コト体験）を教える主催者（個人・法人）と、参加者をマッチングするサービスとして14,000件以上のレッスン情報を掲載している。習い事の主催者はレッスン内容（企画、日程、料金）を無料で掲載することができ、参加者がチケットを購入してレッスンが実施された後に、チケット売上の25％が「趣味なび」の販売手数料、残りの75％が支払われるシステムになっている。
掲載されている習い事は、スポーツ、ダンス、音楽、料理、園芸、健康改善、など幅広く、１回限定の体験レッスンを「ワンタイムレッスン」としてチケット販売することもできるのが特徴。
近年の趣味市場の背景として、インターネットの普及により、レッスン主催者は企業から個人へと広がっている。レッスンの形態も、通学型の教室に限らず、オンライン動画レッスン、ワークショップ、個人間取引によるマンツーマンレッスン、さらに、外国人観光客を対象とした日本文化の体験レッスンなど、多様なスタイルで行われている。「趣味なび」では、これらの習い事を“コト体験”として、主催者がチケット制で販売できるプラットフォームを提供している。
「趣味なび」は、株式会社サプレ社が、2007年に教室会員の有料掲載モデルとしてスタートして、2013年には10,000教室会員を獲得。2014年に、教室会員の掲載を無料化する形態へと転換している。2017年には株式会社サプレ社から、同事業の責任者がマネジメント・バイアウト（MBO）により独立、「株式会社趣味なび」の代表取締役に就任する形で、現在の運営形態に至っている。
■趣味なび
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