「助太刀(すけだち)」は建設現場と職人のマッチングをするモバイルアプリ。職人が職種と居住地を登録すれば、自分に合った仕事の発注情報が配信される。セブン銀行ATMで日当を受け取れる「即日受取サービス」も導入。
建設現場と職人の受発注マッチングサービス

2018/5/8

 建設現場と職人のマッチングアプリ「助太刀(すけだち)」は、個人事業主の職人がスマートフォンで「職種」と「居住地」を選択するだけで、自分に合った現場の情報が配信される。一方、作業の発注者は、現場ごとに必要な職種やスキルなどの条件を指定することで、最適な職人だけに仕事を依頼することができる。取引後は受発注者ともに、自動で電話帳に登録され、その後はメッセンジャーでの連絡も可能になる。工事の終了後には、発注者と受注者が相互の評価をすることで、仕事の実績を高めていくことができる仕組み。

アプリの利用体系は、仕事の受発注回数が月2回までに制限された「助太刀ライト」のコースは無料だが、受発注の回数が無制限で利用できる「助太刀プロ」コースでは、月額1,980円(税別)となっている。

2018年5月7日からは、毎日の日当を全国2万4千台のセブンイレブン店舗のATM(セブン銀行)で受け取れる「即日受取サービス」の機能もアプリに導入した。この決済機能はGMOペイメントゲートウェイのシステムが採用されている。この決済システムでは、銀行口座を介さずに、メールで送信される番号をセブン銀行のATMに入力することで現金を引き出せるのが特徴。従来、職人に対する報酬の支払いサイトは1ヶ月以上遅れるのが通例だが、この業界では初となる即日受取サービスを導入することで、建設業者は経理作業の軽減と、人手不足の解消に役立てることができる。

建設現場と職人のマッチングアプリ「助太刀」

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