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写真を「情報」として売る
カメラマン業界のB2B戦略
written in 2001/12/9

 「百聞は一見にしかず」という言葉が示すように、どんなに著名な作家が書いた文章でも、たった1枚の写真に勝てないことがある。雑誌や新聞でも、掲載する記事の中でタイムリーな写真を掲載できるか否かで、読み手の印象は大きく変わり、それが販売部数にも大きく影響する。

これはwebサイト上での情報提供でも同じだ。Eコマースサイトにおける商品写真はもとより、情報提供型サイトの中でも、例えば、スポーツ分野の記事を掲載する場合には、それに関連した選手の写真をあわせて掲載することでコンテンツのグレードは大きく上昇する。

ところが「写真」を媒体に掲載する上ではさまざまな制約がある。写真は“現場”まで出向かなければ撮影ができない上に、被写体に対する肖像権や著作権もあるため、それらをクリアーして掲載する準備が整うまでには長い時間やコストがかかるのだ。

ネット上ではブロードバンド環境も整備され、ユーザー側が静止画を見ることが苦にならなくなっていることから、写真コンテンツ活用に関する商用ニーズが増してくることが予測できる。今までの新聞や雑誌に掲載されている写真が、どのような経路によって撮影、流通しているのかを理解することにより、それを進化させた形の新ビジネスが生み出せる可能性がありそうだ。
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この記事の核となる項目
●カメラマン業界の現状と動向
●カメラマン・プロダクションの仕組み
●カメラマンの作品をDB化した商用フォトライブラリーの可能性
●プロ専用のオンライン・フォトライブラリー(海外事例)
●スポーツ分野に特化した商用フォトライブラリー(海外事例)
●日本における商用フォトライブラリーの可能性
●写真撮影業界の新モデル〜オンライン・フォトエージェンシー
●デジカメのメリットを最大活用したオンライン撮影代行ビジネス


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