ミニマリストが変える企業経営スタイルと成功への価値観

JNEWS会員配信日 2016/9/30

 ミニマリストとしてのライフスタイルは、仕事の価値観にも影響を与えている。
ミニマリズムの本質は、「無駄な物を持たないこと」だけではなく、会社の地位や人間関係、お金が無くなる恐怖心からも開放されることであり、それを実現させるには、様々な縛りを抱えながら働くサラリーマンよりも、起業して自分の好きなビジネスを追求することのほうが適している。

Forbesに掲載された「The Minimalist's Guide To Owning A Business」という記事によれば、ミニマリストに適した起業のスタイは、店舗を持たず、場所に縛られないオンラインビジネスだとしている。従来の経営者は「成功=お金」という捉え方をするが、ミニマリストの起業家は、「成功=自由を獲得すること」という価値観を抱いている。ミニマリストが目指すワークスタイルは、現代のビジネスパーソンが“理想”と考えている働き方に近い。

《ミニマリストが理想とする起業スタイル》
●どの場所からでも仕事ができる。
●実店舗が無くてもビジネスができる。
●特別な設備投資を必要としない。
●商品在庫を抱えたり出荷作業をする必要がない
●無形の知識やコンテンツを商品として扱う

■The Minimalist's Guide To Owning A Business(Forbes)
  https://goo.gl/AUKVK9

 ビジネスのスタイルを決定付ける要因として大きいのは、「オフィスをどこに持つのか?」という問題である。広いオフィスビルを借りれば、自ずと従業員を増やしていく事業スタイルになり、人件費も嵩んでいく。毎月の固定費が重くなれば、「自分のやりたい仕事」よりも、「売上になる仕事」を優先しなくてはならず、経営者のストレスも次第に重くなっていく。これは「成功=自由」という価値観とは相反するものだ。

そこでミニマリスト起業家は、自宅をオフィスとしていることが多い。これは、家賃を節約する理由だけなく、ホームオフィスの形態であれば、従来の常識にとらわれずに、柔軟なビジネスのスタイルを築けることが大きい。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です記事一覧 / JNEWSについて

JNEWS会員レポートの主な項目
●大学教科書の個人売買アプリから学ぶヒント
●大型家財道具の個人売買支援サービス
●中古家具を円滑に個人売買する仕組み
●古くても衰えない高級家具の価値
●中古家具のオンライン査定・下取りサービス
●オフィスのスペースを最適化する発想と方法
●ミニマリズムが変える「成功」の価値観
●ミニマリストが理想とする起業スタイルと事業形態
●ミニマリストが好むホームオフィスの利点
●シェアリング経済を先導するツールライブラリーの仕組みと役割

この記事の完全レポート
 ・JNEWS LETTER 2016.9.30
 ※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
 ※JNEWS会員のPASSWORD確認はこちらへ

この記事に関連したバックナンバー
●2013.6.28 空室を活用した時間制会議室とスモールオフィス賃貸ビジネス
●2016.11.3 テレワーカーに求められる条件とホームオフィス投資の考え方
●2009.7.11 欧州企業が推進するテレワーカー育成と社会保障問題の接点
●2011.5.4 オープンな職場と仲間を好むコワーカーとしての就労スタイル
●2011.9.3 時差出勤で組み立てる米国家庭の生活スタイルとマルチタスク
●2014.1.25 エリートチームを形成するプロジェクトワーカーの就労形態

(起業家の成功法則) / (トップページ) / (JNEWSについて)

これは正式会員向けJNEWS LETTER(2016年9月)に掲載された記事の一部です。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料による情報提供をメインの活動としています。 JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。

JNEWS LETTER 2週間無料体験購読

配信先メールアドレス

※Gmail、Yahooメール、スマホアドレスの登録も可
 
Page top icon