事例研究：てるくにでんき
written in 1999.11.13
国内で繁盛しているオンラインショップを多数取材してくと、「売れ筋商品は自らが生み出すべきもの」であることがよくわかる。既にネット上のセオリーとしてネット販売に適していることが実証されている商品には競合サイトも多く、価格競争が進行しているために小規模ショップが新規参入したところで勝算は少ない。
逆に、一見して「ネット販売には不向き」と思われがちな商品の販売方法をゼロから築き上げて、売上を伸ばしてきたショップには強固なノウハウがある。不向きな商品であるが故に競合は少なく、最初にユーザーから支持を受けてしまえば業界Ｎｏ１の地位を獲得することも難しくない。
月商 300万円も売れば賞賛を浴びる国内オンラインショップ市場の現状において、月商 800万円を売り上げているのが照明器具のオンライン販売を手掛ける「てるくにでんき」である。パソコン関連製品や家電製品がネット上で売れるのならわかりやすいが、一般ユーザーにとっては普段の関心が薄い「照明器具」という地味なカテゴリーにおいて、これだけの売上を獲得できるのにはどんな理由があるのかを探ってみたい。
＜てるくにでんきサイトの売上状況＞
99年8月 99年9月 99年10月
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・月間売上金額 ----> 7,797,582円 8,267,626円 8,586,145円
・ 注文件数 ----> 99件 106件 133件
・平均客単価 ------> 78,763円 77,996円 64,557円
■てるくにでんき
●オンライン販売の着目点と売れ筋動向
●照明の種類と取り付けの問題に対する工夫
●重要なコンサルティング販売ノウハウ
●高額商品の販売と決済ノウハウ
●現状の課題と新しい戦略
＜この記事の完全情報 URL＞
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