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  ビジネス現場における心理学の活用は、これまで従業員のストレスを軽減させるメンタルヘルスが主体だったが、よりポジティブに社内や取引先の人間関係を良好にして業績を向上させようとする動きが出始めている。今後の有望職として心理マネジメントができる専門家に注目しておきたい。
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ビジネスの人間関係を科学的に解明する
心理マネジメントへの着目
written in 2004/10/2

 ビジネスを上手に進める秘訣は「人心を読むこと」だとよく言われる。どんなにIT化が進んだとしても、最終的には「人と人とのコミュニケーション」によって新たなビジネスは生まれて、成長していくことになる。クライアントとの関係においても、社内の上司や同僚との関係においても、やはり人間関係を上手に築くことに長けた者が優位に立てることは、いつの時代も変わらない。

会社の業績や、各社員の営業成績を高めるための技法としては、様々なマーケティング理論が開発されていて、それを専門とする経営コンサルタントと契約して最新のノウハウを習得する企業も現代では珍しくないが、もう一方の側面として企業が習得しなくてはならないのが、人間関係の構築術だろう。

これまで“人間関係作り”というのは、各社員の個人的な資質に任されていて、会社としてのノウハウが蓄積されているケースは少ないが、近年では対人関係が昔よりもかなり難しくなってきていることから、「人の心を掴むための技術」や「人間関係を良好に保つための方法」などを、会社として習得しておく必要が生じている。そこに着目すると、経営コンサルタントと同様に“心理コンサルタント”という職業が、主に企業をクライアントとして成り立つ可能性がある。
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この記事の核となる項目
 ●ポジティブな側面から心理学をビジネスで活用する視点
 ●欧米で注目される経営心理学と消費者行動の研究
 ●細分化されるビジネス心理学の範囲
 ●ビジネスでも活用されている相性診断サービス
 ●現代人のストレス増加で成長するカウンセリング業界への着目
 ●社内の人間関係形成に着目したソーシャルソフトウエア市場


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