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インテリア業界がら学ぶ 「商品選び」という専門職への着目
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written in 2002.12.25
「目利き」といえば、その物に対する真贋や良否、価値を判断する力のことを指すが、この“目利き”が最近の消費トレンドの牽引役となっている。テレビや雑誌で、その道における“カリスマ”と呼ばれる専門家が「オススメ商品」として紹介すれば、その商品は必ずといってよいほど人気商品としてブレイクする。女性から支持率の高い女優が、ドラマで身につけたファッションが、巷で人気化していくのも、同じ消費性向と考えてよい。
これを逆の視点で捉えれば、「自分で目利きのできない消費者が増えている」ということでもある。街やネット内にはバラエティに富んだ商品が溢れているが、そこにはメーカーやショップ側のマーケティング戦略による“情報操作”がされている点は否めない。サーチエンジンを開けば、膨大な商品情報が現れるが、その中から「本当によい商品(自分に合う商品)」を見つけ出すことは難しい。そこで信頼できる(できそうな)専門家が推奨する商品に、多くの消費者が飛びつくという現象が起こる。
2002/11/27号において「選買分離」(物を選ぶことと、買う店を決めることは異なる)の考え方を解説したが、消費者側からは「商品を売ること」よりも「商品を選んでくれること」の方がランクの高いサービスと捉えられるようだ。その法則に着目すれば「商品を選ぶこと」だけを商売にすることもできる。

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JNEWS LETTER 2002.12.25
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