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主婦層が牽引する 在宅起業の有望テーマとニッチ市場の狙い方
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written in 2002.12.2
来年度の税制改正では、所得税の配偶者特別控除が廃止される。これは一見するとネガティブな印象を与えるものだが、見方によれば、今までの兼業主婦、いわゆる“働くお母さん”の収入に対して課せられていた制約が取り払われることを意味している。
本来、配偶者特別控除は専業主婦がいる世帯の税負担を軽減する目的で設定されていたものだが、逆に働いている主婦の場合には、一定額(年間103万円)以上の収入を得ると控除がなくなることで税負担が大きくなり、実質的な世帯所得が減るという逆転現象を起こしていた。
そのため兼業主婦としてパートで働く人の中には「年間所得 103万円を超さないように」という気遣いをする人も多かった。この 103万円の壁が、主婦の賃金水準上昇と、主婦の本格的な社会進出を阻んでいた。しかしこの“壁”が取り除かれることによって、家庭を持つ女性の就労、起業意欲が今よりも向上することが期待されている。
いまや「SOHO」という新しい労働形態が認められ、在宅で仕事ができる環境が整ってきている。「子育てや家事のために自宅を離れられなかった主婦」が在宅オフィスから社会進出できるようになれば、日本でも女性のSOHO起業家は増えていくことになりそうだ。

●発展途上の在宅ワーク、未開拓の在宅起業
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●在宅起業に適したニッチ市場の狙い方
●在宅ワークとして開業できる「テープ起こし業」の成功法則
●労働形態の変化で需要が拡大するSOHOレンタルオフィス市場

JNEWS LETTER 2002.12.2
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