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犯罪の多様化と増加で拡大する 防犯市場に向けた新ビジネス
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written in 2002.10.9
かつて米国は世界で有数の犯罪大国と言われたことがあったが、今では日本がその地位を引き継いだといえるほど、犯罪件数のあまりの多さに戦慄する。警察庁による犯罪の認知件数と検挙件数の統計データが、その事実を裏付けている。

※(警察庁 犯罪統計資料(2001年)および犯罪統計資料平成14年速報より)
※検挙率:%
※重要犯罪:殺人、強盗、放火、強姦、略取誘拐、強制猥褻
※重要窃盗犯:侵入盗、自動車盗、ひったくり、すり
この表からわかるように、我が国の犯罪は年々増加の一途を辿っており、件数の増加に反して検挙率は低下していく一方である。特にわずか数年で検挙率が大幅に低下している状況は信じがたいものだ。いまや「自分の身は自分で守る」ことが常識となりつつある。
防犯ビジネスといえば企業向けのセキュリティサービスや要人の身辺警護といったものが主体だったが、近年では個人用の防犯グッズ、ピッキング対策、ホームセキュリティシステムといった、一般家庭や個人を対象にした新しいサービスが台頭してきている。この他にも、自動車盗難防止・追跡システムやカーセキュリティいった自動車関連の防犯サービスも急成長している。
多くの一般家庭や個人が犯罪や災害に見舞われる確率が非常に高くなってきている現状から、生活日常サービスとしての多様な防犯サービスは求められているため、同分野への新サービス投入は新規事業や独立起業テーマとしても有意義だ。

●急拡大する防犯関連市場
●米国で成長する防犯関連ビジネスの種類
●海外の防犯ビジネス事例:自動車のガラス強化サービス
●海外の防犯ビジネス事例:緊急アラートサービス
●海外の防犯ビジネス事例:盗難防止用ID刻印サービス
●犯罪増加で活気づく鍵市場と鍵の電子化による新ビジネス
●急速に伸びる防犯関連用品の販売動向と売れ筋の傾向

JNEWS LETTER 2002.10.9
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