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アクアセラピー関連ビジネスとしての 鑑賞魚リース業への着目
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written in 2002.8.9
巷ではマイナスイオン関連の商品群がヒットを飛ばしている。エアコンを中心とした家電製品の中でも“マイナスイオン発生機能”を加えたものが多数登場している。世間の“癒し”に関する欲求はまだまだ衰えを見せてはいないようだ。
そもそも「マイナスイオン」は自然に恵まれた環境の中に多く含まれているもので、人工的に作るものではない。しかしOA機器やタバコの煙、自動車の排気ガスなどによってプラスイオン化された環境の中で暮らす現代人にとっては、少しでも安らげる環境の中に浸りたいという気持ちは強く、“マイナスイオン市場”を生み出した。
機械に頼ることにない、自然環境の中でマイナスイオンを浴びるには「水のある場所」に近づくとよいと言われる。滝や噴水などで細かく飛び散る水滴は、周囲の空気をマイナスに帯電させる効果があるためだ。
《空気中のマイナスイオン数(目安)》
・滝の周辺………3000〜5000個
・森林……………1500〜2500個
・住宅地…………0〜200個
・オフィス………0〜100個
そのため「水」に関連した癒しサービスとして「アクアセラピー」も注目されている。その多くは水道水を浄化するための磁気活水器を販売するものだが、“癒し”の付加価値が与えられることによって、それまで水道水の浄化に興味のなかった消費者層が飛びついてくるから、商売というのは不思議なもである。
この様に、既にあるサービスに“癒し”の付加価値を加えることで、市場が急拡大する分野というのはいくつかありそうだ。その中でも今回は主に法人顧客を対象とした「観賞魚リース業」について見直してみたい。観賞魚には、華やかな魚が優雅に泳ぐ水槽には、水の効果から得られる「アクアセラピー」と、生き物を眺めることで癒される「アニマルセラピー」という二つの付加価値が与えられる。

●リース契約が中心になる観賞魚の法人購入
●観賞魚販売よりも水槽管理業への着目が儲けるポイント
●多くの観賞魚リース業者が失敗してきた理由と活路

JNEWS LETTER 2002.8.9
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