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球技用ボールの専門販売サイトにみる
B2C戦略の新たな側面

 米国のオンライン玩具販売大手のeToy社が今春まででサービスを終了するなど、このところ、B-to-Cビジネスの事情が芳しくない。だからといって、一般向けオンライン販売ビジネスのすべてが成立しないというわけではない。消費者側にとってはオンライン購入の魅力が色あせているわけではなく、逆にニーズは今後も高まっていくだろう。

とはいえ、実店舗を持たずに純粋に一般顧客だけを相手にしたB-to-C型オンライン販売は、よほどの商品力がない限り価格競争に陥りやすく、さらなる発展が容易ではなくなってきていることも確かだ。オンラインショップのみでのビジネスにおいて今後は、B-to-Cオンリーではなく、何らかの新しい戦略を兼ね備えることが必要になってくると考えられる。

 そんな状況下、下落する一方の他B-to-Cサイトを後目に、成長を続けているスポーツ用品関連の米国コマースサイトがある。以前の JNEWSにおいて、スポーツ用品業界は一般的な小売業と異なって固定客層を明確に絞りやすく、優良顧客を発掘するルートを一度確立すれば、その後の固定客率が高いのが特徴であると指摘した。その時に取り上げたのは、優良顧客とする対象をスポーツ愛好者集団とすることで、様々なスポーツ用品の販路を開拓しようというものだった。

しかし、これから紹介するサイトは、逆に、販売するスポーツ用品を特定のものに絞り込んで、顧客層の幅を広げることで売上げを伸ばそうとする戦略をとっている。その商品とは、球技用の“ボール”だ。

JustBalls.com(米国・1998年開始)

●球技用ボールの専門オンラインショップのコンセプト
●ジャストボールの商品カテゴリーについて
●ジャストボールの販売手法について
●ジャストボールのB-toB(企業顧客向け)戦略について

<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2001/200102/20010208_2.html
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年2月8日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
 
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