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「自分探し」を支援する海外生活サポート・ビジネスとは
若者を中心として「海外で生活をしてみたい」と考える人達が急増している。永住するわけではないが、数週間でも数ヶ月でも、海外での生活や習慣、価値観に触れてみることで、「自分の人生に刺激を与えたい」という、従来の観光旅行とは異なる主旨の海外渡航希望者が増えているのだ。
この様なニーズを持つ消費者(顧客)をサポートするのが「海外生活マーケット」と呼ばれる市場である。「海外で生活してみたい」という漠然とした顧客側の希望に対して、最も適した留学先やホームステイ先を具体的に探し出す。そして、ビザの取得や現地での生活に必要な手続きや準備の全般を代行、支援するのが海外生活サポート業者の役割である。
海外生活マーケットの規模を示す指標となるワーキングホリデービザの発給数は最近10年間で(7000人→16,800人)と約240%の成長率、留学ビザでは(85,000人→187,000人)と約220%の成長率で拡大している。これは、同じく10年間の海外渡航者数全体の成長率、約 200%(840万人→1,680万人)よりも上回るペースだ。
ここ10年の間に海外旅行市場への参入が相次ぎ、海外旅行業界の平均粗利益が7%程度に落ち込んでいることと比較すると、海外生活をサポートする業界の平均粗利益は約70%と非常に高く、着目点次第では更にこれから魅力的な事業を展開していくことが可能である。
●海外生活マーケットの現状
・学生市場
・OL市場
・ビジネス市場
・中高年市場
●顧客満足度の高い総合支援サービスで成長するラストリゾート社
●OL市場に特化した顧客満足度戦略の内容と解説
これは正式会員向けJNEWS LETTER 2000年5月16日号に掲載された記事のサンプルです。JNEWS LETTER記事を電子メールにて継続受信したい場合には正式購読(有料)手続きをおこなってください。その後、発行されるID、PASSWORDを利用することで過去のバックナンバー1400タイトル以上もすべてWeb上より閲覧可能となります。
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