|
JNEWS ビジネスニュース
成長分野・オンライン・ラーニング市場の動向と傾向
-
インターネットを活用した教育(オンライン・ラーニング)というと国内では、就学児童向け塾の延長や英語、資格取得の通信教育と考えがちだが、一般社会人を対象とすることにより、従来の枠組みにとらわれない多種多様な科目(コース)や形態のオンライン・ラーニングが考えられるようになる。米国ではこの分野が急速なスピードで進化、成長していて、数年後には「ネット上で学習できないものの方が少ない」ところまで到達しそうだ。当然ながら、その後には日本へもオンライン・ラーニングの波が押し寄せることになる。
オンラインによる英語学習
-
オンライン・ラーニングでは英語学習が代表的だが、既にこの分野ではコミュニティによる無料学習コースの設置でユーザーを囲い込み、そこから有料の学習コースへ導くという戦略が普及している。ライコス語学センターでは、学習は電子メール、チャット、ボイスチャット機能を利用してブラウザ上で行われる仕組みで英会話のオンライン指導を行っている。また、学習者のみならず、教師向けへの教材提供サービスも行う。
■ライコス語学センター(englishtown.comとの提携による)
http://www.lycos.co.jp/language/
英語を母国語としない各国のユーザーを対象とした英語学習コンテンツを提供するコンセプトでは GlobalEnglish.comがある。同サイトの仕組みはライコスとほぼ同様だが、日本人なら日本語に、フランス人ならフランス語に、韓国人なら韓国語というように、各国言語向けにカスタマイズされたサイトサービスを提供していることが特長だ。
■GlobalEnglish.com
http://www.globalenglish.com
●オンラインラーニングサイトの米国事例解説
●卒業資格取得のためのオンラインラーニング・スクール
●無料英会話コミュニティ→有料ラーニング戦略に学ぶ
●急成長するIT業界が注目するITトレーニング事業
●ECの新傾向・注目しておきたいラーニング&コマース戦略
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200003/20000308_2.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
<これはJNEWS LETTER 2000年3月8日号に掲載された記事です>
|