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特売セールを成功させる販売目標比率の求め方

　商品販売価格の設定方法には深いノウハウがある。商人なら誰でも高い価格で売りたいのが心情だが、価格を高めに設定したために販売数量が落ち込んでしまったのでは元も子もない。逆に思い切った値引きセールをしたものの、思うように売上が伸びない場合も困りものだ。

　販売価格の設定は人気商品ほど難しい。消費者は人気商品のちょっとした価格の変動により他店に流れたり、戻ったりするために、売価の変更は慎重におこなう必要がある。

　一般的な市場価格を基準にして価格設定することを「市価主義」といい、市場価格よりも高めに価格設定することを「高価主義」、低めの価格設定を「低価主義」という。商品の品質や店の信用力に自信がある場合には高価主義で設定することが望ましいが、競合店に流れている客層を呼び込もうとする場合には低価に設定して薄利多売の商売をすることになる。しかし低価主義の場合には価格設定を間違えると、店のイメージまでを低下させ、かつ利益が獲得できない状況に陥るので注意しなければならない。

●目標販売数量の設定方法とは・・
　・値下げによる新価格設定による販売目標値の設定方法

●スーパーマーケットに学ぶ、成功する特売戦略の仕掛け方

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＜これはJNEWS LETTER 2000年2月19日号に掲載された記事です＞