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実店舗向け商品券をオンライン販売する"giftpoint.com"に学ぶ


 インターネット通販の売れ筋商品として「商品券」が浮上してくるのは時間の問題だ。ネットビジネスに最も適した業界は「金融」と言われているが、これは商品特性のすべてを「数字」という客観的なデータだけで説明したり理解できるためである。この考え方をE−コマースの世界に当てはめれば、商品券ほどネット上で売りやすい商品はないことに気付く。

 既に米国ではオンラインショッピング専用商品券の普及が進んでいる。クリスマスシーズンを中心としてネット上のギフト需要は急拡大しているが、これからの方向性は「贈られる人が商品を選ぶことができる仕組み作り」にある。その具体例として、プレゼントを贈られる人が事前に希望商品を登録しておく「ギフトレジストリー」と「オンライン商品券」の成長が有望視されているのだ。

 オンライン商品券のインフラを開発してビジネス化しているサイトとしてはJNEWS LETTER 99.9.19号で紹介した "Flooz.com"があるが、これはオンラインギフト通貨としての意味合いが強くネット上での使用を念頭に置いたものである。しかし、もう一つの発想として「実店舗で利用できる共通商品券をネット上で販売する」というコンセプトにも大きな潜在需要がある。

 "giftpoint.com"というサイトでは全米に存在する約350の小売店舗で利用できる商品券をオンライン販売することを事業としている。

 友人や知人にギフトとして商品券を贈りたいユーザーは同サイトにアクセスして、商品券購入のコーナーへ入り、贈りたい金額と贈る相手の名前と住所を入力するだけで、同サイトに加盟している約 350小売業者の実店舗で利用可能な商品券が発送される仕組みだ。

●実店舗向け商品券のオンライン販売手法
●オンライン商品券を利用したギフト購入の流れ
●オンライン商品券の仕組みとギフト商品の新しい売り方
●贈られる人の需要を引き出すギフト・レジストリーの魅力

<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200001/20000128_2.html
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<これはJNEWS LETTER 2000年1月28日号に掲載された記事です>

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